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groove agent 「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」審査員特別賞を受賞
2026.01.19 11:01
ゼロリノベを展開するgroove agent(東京都港区)は、「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」で審査員特別賞である「オンリーワンクリエイティブ・リノベーション賞」を受賞した。
「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」は、リノベーション協議会(東京都中央区)が主催するアワード。リノベーションの魅力や可能性を広く発信することを目的としている。施工費別に「800万円未満部門」、「1500万円未満部門」、「1500万円以上部門」、「無差別級部門」の4部門が設けられており、今回は全国から206作品がエントリーした。
同社は3事例をエントリーし、すべてが入賞。このうち「1500万円未満部門」にエントリーした「異彩と異才」が、審査員特別賞を受賞した。設計はおうちプランナーの野田歩夢氏が担当。リノベーションは同社のワンストップリノベーションサービス「ゼロリノベ」で実施した。
物件の竣工は1994年2月。専有面積は76・68㎡。リノベーション前の間取りは3LDKで、リノベーション後は1Rの間取りに変更した。
「模様替えが好き」という施主の要望を受け、野田氏は配置が斜めとなる特徴的な間取りを提案した。一般的な間取りだと家具の配置が固定されがちだが、あえて不整形な間取りとすることで模様替えを楽しめる自由度の高い空間とした。
また三連のアーチを設け、寝室やペットの居場所など3つの部屋を配置。アーチはそれぞれ高さや形を変えてリズムの変化を持たせた。洗面台も空間のアクセントとなる造作とした。野田氏は「施主が家で仕事をすることが多いと伺ったため、ライフスタイルに寄り添ったプランを提案しました」と話す。
カラフルな家具を配置するため、壁や天井の色は白やグレーを基調としたシンプルな配色を選択。天井は躯体現しとし、仕上げは塗装のみに抑えた。ほかにも不要な造作は極力省くなどの工夫を行い、コスト削減にも努めた。
評価された点について取締役の西村一宏氏は、「他社より設計・施工期間を長めに取り、顧客と向き合う時間をかけたこと」を挙げた。また積極的に賞を取りに行くという会社の姿勢を示し、エントリーする際も「単にリノベーションした物件を紹介するのではなく、新しい住まい方の提案として文脈をつくることを意識しています」と語った。
授賞式および選考委員による講評会が昨年12月11日に行われた。 野田氏は「レッドカーペットを歩かせていただいたのはとても光栄でした」と受賞の喜びを語った。



