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江東区亀戸に新築分譲マンション「ザ・パークハウス 亀戸九丁目」 伝統工芸のアート等文化や防災の取り組み実施
2025.12.22 11:09
三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は18日、新築分譲マンション「ザ・パークハウス 亀戸九丁目」が今月8日に竣工したと発表した。
立地は東京都江東区亀戸九丁目。都営「東大島」駅から徒歩8分、JR「亀戸」駅からは徒歩19分の場所に位置する。敷地面積1632・10㎡(売買対象面積)。鉄筋コンクリート造地上13階建て。住戸数99戸(募集対象外住戸38戸含む)。
専有面積は29・10~73・08㎡。間取りは1DK~3LDK。2026年3月上旬に販売開始予定。
同物件の特徴として、3点を挙げる。
1つ目は同社が進める「伝統工芸応援プロジェクト」の取り組み。江戸鼈甲(べっこう)と江戸切子の伝統工芸作家が手掛けるアートを共用部に設置した。
2つ目は防災ツール「First Mission Box」を導入。これは大規模な災害が起こった際に、住居者が初期活動を行うための指示カードが入った防災ツール。分譲マンションでの導入は初となる。
3つ目は環境配慮型コンクリートの「H-BAコンクリート」を地上・地下の両構造に採用。これは製造時のCO2排出を約20%削減できる環境配慮型材料。
18日に行われた報道関係者向け完成内覧会では、第三開発部長の魚住尚史氏が「文化・防災・環境配慮という3つの新しい取り組みを、こちらの物件でチャレンジしています」と挨拶した。



