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「辰野新大阪ビル」共用部を大規模改修　環境再生型オフィスビルを目指す

2025.12.08 11:20

　辰野（大阪市中央区）は保有する「辰野新大阪ビル」で、環境再生型オフィスビルを目指した共用部の大規模リニューアルに着手した。今月中に竣工予定で、リニューアルに伴いビル名称を「リテラ新大阪」に変更する。
　立地は大阪市淀川区西中島。ＪＲ・ＯｓａｋａＭｅｔｒｏ「新大阪」駅から徒歩３分の場所に位置する。
　同ビルは敷地面積９２６・５９㎡、延床面積８２２４・４５㎡、鉄骨鉄筋コンクリート造地上１０階地下１階のオフィスビルで、大規模改修は１９８８年３月の竣工以来初となる。
　１階エントランスにはモニュメントとなる自然素材と人工素材を組み合わせたアートウォール（擬岩）を設置。各階共用部には木のぬくもりや緑の潤いを感じられるサインや屋内緑化を設ける。
　外構部には壁面緑化やビオトープを設けるほか、ビル内で出た生ごみを肥料にする仕組みを導入。また、「ＤＢＪ」認証の取得を予定している。
　辰野では環境再生型オフィスビルの実現により、リジェネラティブな価値を伝える発信拠点となることを目指す構えだ。