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東急不動産 26年3月期第二四半期決算を報告 第二四半期としては過去最高の業績に
2025.11.24 15:34
東急不動産(東京都渋谷区)は7日、2026年3月期における第二四半期の決算報告を行った。
第二四半期の業績は売上5913億で対前期17・5%増、営業利益は785億で対前期55・3%増、経常利益は696億で対前期55・2%増、親会社株主に帰属する中間純利益522億で対前期108%増と大幅な増収増益を達成。売上各利益とも第二四半期としては過去最高の業績となった。
増益を最も牽引した都市開発事業は売上2138億、営業利益429億で増収増益。同セグメントはオフィス・商業施設事業と住宅事業で構成され、賃貸オフィスは広域渋谷圏を中心とした稼働の良化等が反映されたほか、投資家向け売却などの増加などにより商業施設ともに増収増益。住宅事業には住宅その他の投資家向け売却などの増加、住宅分譲も高額物件中心の計上によって増収増益となり、セグメント全体でも増収増益を達成した。
執行役員 コーポレートコミュニケーション部統括部長の中野由美氏はオフィスの進捗について「空室率は9月末で0・6%と引き続き極めて低い水準を維持しております。オフィスマーケットは当社が多くアセットを保有しております渋谷エリアを中心に好調に推移しておりまして、今後も賃料の上昇に期待ができると見ております」と解説した。



