週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
「MID POINT学芸大学」オープン 商業エリアと住宅エリアの狭間における土地活用

2025.11.10 11:29
コスモスイニシア(東京都港区)は、シェアオフィス「MID POINT学芸大学」を10月31日にオープンした。
立地は東京都目黒区鷹番のビル「イニッゾ学芸大学」の2~6階。東急「学芸大学」駅から徒歩3分。コワーキング30席、1名ブース15室のほか、1名個室41室、2名個室8室、3名個室5室、4名個室3室、5名個室1室を用意。また、4名用会議室1室とフォンブース3室を整備した。
「MID POINT」シリーズは、自宅が近辺にある20~50代の幅広い職業の人に利用されているという。地域住民の利用目的に応じたスペースを提供するとともに、さまざまな利用プランを用意した。
オフィスの内装には、懐かしさと洗練さを併せ持つミッドセンチュリーをテーマにしたデザインを採用。過去の文化や風景と調和しつつ現代的な洗練性も感じられる空間として、多様な働き方に寄り添う環境を提供するという。
コスモスイニシアでは、働き方が多様化する中で、人とのつながりの必要性が再認識され、新たなコミュニティのあり方が求められているとする。社会の変容とターゲット顧客のニーズを捉え、商業エリアと住宅エリアの狭間にある土地の有効的な活用とシェアオフィスの中長期的な運用による地域活性化への貢献も実現する考えだ。



