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野村不動産投資顧問 海外開発を対象とした物件特定ファンドを初組成 米ヒューストンの賃貸開発で

2025.10.27 11:40

 野村不動産投資顧問(東京都港区)は23日、米国テキサス州ヒューストン市に建設される賃貸集合住宅開発案件への事業参画を目的とした物件特定型ファンドを組成し、運用を開始したと発表した。海外不動産開発プロジェクトを対象とした物件特定型ファンドの運用は同社初。
 対象となる物件「Clayton at The RO」は敷地面積約7410㎡、賃貸面積3万5194㎡、RC造、地上28階の賃貸住宅で、総戸数は317戸。竣工は2028年の予定。
 今回組成されるファンドを通じて、JR西日本不動産開発(大阪市北区)、芙蓉総合リース(東京都千代田区)、野村不動産(東京都港区)などの日系企業が現地開発事業者をパートナーとする共同事業(JV)に参画する。 野村不動産投資顧問は運用期間中に同ファンドを代表して、現地事業者とのJV事業の推進、日系企業への事業進捗報告などのサービス提供を行っていく計画。




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