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西日本鉄道 インドで初のオフィス開発 現地デベと共同で延床2.9万㎡のビルを建設

2025.10.20 11:39
西日本鉄道(福岡市中央区)はインドのムンバイで、現地デベロッパーのRunwal Enterprises Limited(インド・ムンバイ市)とシンガポールのデベロッパーと共同で、賃貸オフィスビルを開発する「Runwal BKCプロジェクト」を始動した。竣工は2029年6月の予定。西日本鉄道で初の海外賃貸オフィス開発事業への参画となる。
計画地はムンバイのビジネス中心区であるBKC地区から徒歩10分に位置する。計画では、延床面積約2万8800m2、鉄筋コンクリート造地上12階地下4階建てのオフィスビルを建設する。
2~12階はオフィス。1階はロビーとし、地下は駐車場となる。
エネルギー効率や持続可能性などを満たし、「LEED」認証を取得予定。西日本鉄道は、今後も現地パートナーとの共同事業を通じて、インドでの不動産開発の拡大を目指す構えを示している。