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清和綜合建物 「日比谷ビルディング」1階のメインエントランスをリニューアル

2025.09.15 10:40

 清和綜合建物(東京都千代田区)は、所有するオフィスビル「日比谷ビルディング」の1階メインエントランスのリニューアルを実施。8月に完成を迎えた。
 1957年10月設立の清和綜合建物は、不動産賃貸事業、ソリューション事業、不動産管理受託事業などを展開。保有物件は関連会社所有分も含めると、オフィス・店舗用途で30物件。住宅は40物件。特にオフィスビルにおいては、東京・大阪を中心に保有している。
 「日比谷ビルディング」もその1棟。2016年11月竣工の同ビルは、都営地下鉄三田線「内幸町」駅から徒歩1分、JR「新橋」駅からは徒歩6分の好立地に建つ。アクセス性の良さに加え、日比谷通りに面する視認性の良さも合わせ持つ。規模は地上10階地下1階建て。延床面積は9205・19㎡。敷地面積は1047・70㎡。BCP対策として中間層免震構造を採用。また2024年度版の「DBJ Green Building認証」を取得。「環境・社会への配慮」がされた建物として、最高評価の5つ星を取得している。
 今回のリニューアルは、竣工から来年で10年を迎える節目を見据えて行った。総合デザインはVELVETA DESIGN OFFICE TOKYO(東京都杉並区)、施工は日本ディスプレイセンター(東京都豊島区)が手掛けた。エントランス正面には展示台を設置。展示台には季節に応じて変化する、四季折々の装いを配置した。同ビルの入居者および来訪者には四季の移ろいを感じてもらい、オフィス街の中にいても自然に包まれるような居心地の良さ、癒しの空間を提供する。同社はこれからも入居者および来訪者へ安全・安心と、快適なオフィス空間を創造・提供することで、温かく豊かな社会の実現に貢献していくとのことだ。




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