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【関西ニュース】JR西日本 「向日町」駅前で再開発が本格始動 住居・駅ビル・駅前広場等を建設へ

2025.09.08 11:13

 西日本旅客鉄道(大阪市北区、JR西日本)は8月26日、JR京都線「向日町」駅で「JR向日町駅周辺地区第一種市街地再開発事業」の工事に着手したと発表した。竣工は2028年度を予定している。
 同事業では、「向日町」駅に東口を新設するとともに駅前広場も整備。あわせて住宅・商業ビルの建設などを行い、駅東側からのアクセス改善とまちの活性化や駅周辺のにぎわい創出を目指す。事業概要は地区面積0・8haに駅ビル棟と住宅棟、約2400㎡の東口駅前広場を開発するもの。駅ビル棟は延床面積約5700㎡、鉄骨造5階建て。住宅棟は鉄筋コンクリート造38階建てで、住戸数は約340戸。またJR西日本は向日市と協定を締結し、再開発に先立つ2022年12月から同駅の改良工事を進めてきたが、本年10月18日に西口橋上駅舎の一部供用を開始する。
 供用を開始するのは幅5mの歩行者専用自由通路のほか、改札西側の通路、西口のエレベーター、階段、橋上駅舎の店舗など。




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