週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
沖縄県で分散型コンドミニアムホテル開発 利用期間以外は貸し出せるホテル
2025.08.25 11:54
日鉄興和不動産(東京都港区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)、コスモスイニシア(東京都港区)、ゆがふホールディングス(沖縄県名護市)は、沖縄県国頭郡本部町で、分譲型コンドミニアムホテル「QUILL RESORT OKINAWA condominium hotel(クゥイルリゾート沖縄コンドミニアムホテル)」を開発している。竣工は2027年12月下旬を予定している。
計画地は、沖縄本島北部の海と山を一望できる丘陵地に立地。
同ホテルは敷地面積9809・99㎡、延床面積2万1158・26㎡、客室数230室。同ホテルでは区分所有型のコンドミニアム形式を採用しており、購入者は自身で滞在しながら、利用しない期間にはホテルとして貸し出す運用方式。宿泊運営は前田産業ホテルズ(沖縄県名護市)が担当。
客室はすべて50㎡以上のスイート仕様で全室にバルコニーを設ける。室内にはキッチンや洗濯機、収納付きのエントランス空間も備え、長期滞在にも好適。
共用施設としては敷地の最前面に海と空が一体となるインフィニティプールを設けるほか、サウナ付き半露天大浴場やクラブラウンジ、オールダイニング等を用意。