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「Tonowa Garden 目白台」まちびらき 東京大学目白台キャンパスにヘルスケア複合施設

2025.07.21 11:04
三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は7日、東京大学目白台キャンパスにおける土地有効活用事業として建設を進めていた「Tonowa Garden(トノワ ガーデン) 目白台」のグランドオープンを記念する「まちびらき」を開催した。
「Tonowa Garden 目白台」は、敷地面積5290・98㎡、延床面積9608・19㎡。RC造地上5階建てのヘルスケア複合建物。1月24日に竣工した。
立地は東京メトロ有楽町線「護国寺」駅から徒歩6分。
同事業は、2020年5月の東京大学目白台キャンパスにおける土地有効活用に係る事業協力者募集に対し、三菱地所レジデンスが事業主、三菱地所(東京都千代田区)が総合企画として複合建物賃貸事業に基づく定期借地権事業提案を行い選定され、2022年3月に三菱地所レジデンスと東京大学との間で本事業に基づく事業協定を締結。2023年8月31日に新築工事に着工したもの。
東京大学大学院医学系研究科附属の看護学を基盤とした研究施設、クリニック、調剤薬局、サービス付高齢者向け住宅などの医療・ヘルスケア施設、学童保育施設、および多目的コミュニティスペースを有する。コンセプトは「SUSTAINABLE COMMUNITY CAMPUS~地域をむすぶ、世界に広がる、未来へつながる。」
7日の「まちびらき」で、三菱地所レジデンス執行役員投資アセット企画開発部長の渡辺昌之氏は「地域の癒しの場であり、出会いの場、研究と発信、そして学びの場でありたいと願っています」と述べた。また東京大学理事の菅野暁氏、東京大学グローバルナーシングリサーチセンター長の山本則子氏も登壇。メディア向けに内覧会も行った。