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「第44回丸の内ストリートギャラリー」新作4点を設置
2025.07.21 11:01
三菱地所(東京都千代田区)と彫刻の森芸術文化財団(神奈川県足柄下郡)は、「第44回丸の内ストリートギャラリー」を開催した。
「丸の内ストリートギャラリー」は、東京都千代田区の丸の内仲通りをメインに、近代彫刻や世界で活躍する現代アーティストの作品を展示するプロジェクト。1972年から開催している。今回は丸の内仲通り、丸の内オアゾ前、一号館広場の丸の内エリアに計17点の作品を展示。展示期間は7月から。
今回、中村萌氏、山本桂輔氏、佐藤正和重孝氏、イワタルリ氏による新作4作品が新たに展示されたほか、3作品が入れ替え、10作品が継続して展示される。
8日に開催されたプレス説明会では、上記アーティスト4名による作品紹介も行われ、それぞれが作品作成時の思いなどを語った。
三菱地所エリアマネジメント事業部長の長谷川真氏は、「訪れた人々にアートとのふれあいを通じて、クリエイティブな出会いであったり、癒しなどを提供していく。この丸の内ストリートギャラリーは丸の内エリアの中心です。ここを訪れた方々がただ歩くだけでアートに触れ合うことができて、楽しむことができる。我々のアートの取り組みの中でも、重要なプロジェクトとして位置付けております。これからも時代のニーズに合わせながら、街の顔として発展・継続していきたいと考えています」と述べた。
また、今回の展示ではGATARI(東京都千代田区)の提供する音声コンテンツ「Auris」を導入。スマートフォン用のアプリで、料金は不要。視覚障がい者を含む誰もが安心して利用でき、展示された作品にまつわるエピソードなどのオリジナルガイドストーリーを楽しむことができる。