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オリックスアルファ 保証金の代理預託契約事業を開始

1995.01.15 10:54

 オリックスのグループ会社オリックスアルファ(東京都新宿区・前田博男社長)は、オフィスビルの保証金の代理預託契約を開発、今年から本格的な事業展開を始める。
 この保証金代理預託契約はオーナーとテナントとの賃貸借契約を前提に、オーナーとテナントと同社の3者間で締結。するとこの契約に基づいて同社はオーナーに代理預託つまり立替払いする。テナントは保証金の負担なく入居できるシステム。テナントは保証金の支払委託に伴う手数料を「立替払い手数料」として、オーナー経由で同社へ支払う。
 この契約は賃貸借契約の更新時にも利用できる。保証金を運転資金に運用することを目的に移転するテナントも多いのは事実。オーナーも検討すべきシステムといえよう。




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