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日立ビルシステムサービス　住宅設備展にグループ各社と出展　ビル診断車なども展示、診断システムを解説

1995.11.15 17:23

　日立ビルシステムサービス（本社東京都千代田区、深山俊彦社長）では、さる11月7日から10日まで東京国際見本市会場にて開催された、「95住宅設備展」に出店、好評の内にフェアーを終えた。今回の同社の出店は、日立グループ各社との一体で開催されたもので同社の他には日立電線、日立金属、日立冷熱等、17社の日立グループ各社が参加している。日立ビルシステムサービスのコーナーでは、建物・設備機等のトータルな診断が行えるシステムについての解説がなされていた。特に、経年化から外壁などのおこるひび割れなどにより診断を行う機材を装備した、ビル診断車を実際に展示し、ユーザーにとってわかりやすい展示となっている。
　また、給排水管の劣化から来る、赤サビの問題等についても、そのメカニズムを詳しく説明。さらに配管内部の腐食した様子などを写し出した映像なども上映されており、ビジュアルを駆使し、各所に工夫がされている。日立ビルシステムサービスでは、こうした建物の外壁診断から、給配水管、電気設備及び空調設備にいたるまで、一貫したシステムでユーザーに応える体制を確立している。特に計測、精密診断コースでは、建物・設備機器の使用状況・経過年数に合わせ、最新計測器による精度の高い診断が行われる。