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フォーシーズ　東京本社を渋谷へ移転

2025.06.02 14:33

　家賃債務保証事業を全国で展開しているフォーシーズ（東京都渋谷区）は５月２３日、東京本社および営業拠点の移転を行った。
　同社は事業用対象の保証商品「４Ｃ＇ｓテナント保証」と「４Ｃ＇ｓテナント保証ｐｌｕｓ」を提供している。「４Ｃ＇ｓテナント保証」は保証する物件の月額賃料に上限がなく、立て替えが何度でも可能。月額賃料３０００万円を超える商業施設や賃料３００万円以上のオフィスでも対応でき、全国でチェーン展開する大手飲食店舗や賃料１０００万円以上のロードサイド店舗などの家賃保証に選ばれてきた。加えて契約者が倒産・破産・民事再生、入院、逮捕、死亡、物件の用途変更やオーナー・管理会社の変更といった事態が発生しても保証が切れることはない。滞納リスクの観点から同社を選択する不動産オーナーや不動産事業者は多い。また年間保証委託料の基本額は月額賃料等の１カ月分（「ｐｌｕｓ」では２カ月分）であるが、優良利用者であると１万円で継続が可能。賃料延滞が１年間に１回までなら年間保証委託料は１万円となり、２回の場合は基本額の５０％に割引。賃料が高額な商業施設であっても優良利用者であれば、年間保証委託料が１万円で済むと、テナントからも好まれている。
　今回フォーシーズは業務の拡大・営業体制の強化とサービス向上のため、本社を渋谷区道玄坂１丁目に立地する「４Ｃ＇ｓ道玄坂１９３ビル」へ移転。これまで本社機能を有していた港区新橋５丁目の「４Ｃ＇ｓ新橋５１３７ビル」は、新橋第１支店と新橋第２支店として使用される。移転に伴う電話とＦＡＸの番号変更はない。