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関電不動産開発 石川県河北群でマルチテナント型物流施設に着工
2025.06.02 14:02
関電不動産開発(大阪市北区)は、石川県河北郡内灘町で、「(仮称)KRD-Logistics 石川内灘」の新築工事に着工した。竣工は2026年5月26日を予定している。
立地は北陸の幹線道路である北陸自動車道「金沢東」ICから車で約15分、金沢市中心部の「金沢」駅から車で約20分の場所に位置する。
同施設は敷地面積2万7771・27㎡、延床面積2万7221・29㎡、鉄骨造地上2階建て、マルチテナント型物流施設。
テナント区画は合計約7700坪、4分割での入居も可能。
倉庫は床荷重1・5t/㎡、梁下有孔天井高5・5m以上を確保。1階トラックバースは柱スパン10mで1スパン2台駐車、計24台駐車可能な計画。待機スペースは20台分を備える。設備としては荷物用エレベーター4基、垂直搬送機4基を実装する。
環境対策としては、全館LED照明、節水型トイレ・水栓を採用することで省エネに配慮し、「BELS」評価最高ランク6つ星と「ZEB Ready」認証を取得予定。