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岡山ビル1億5千万円かけリニューアルオープン テナントの引き合いが活発化
1996.01.01 16:54
宇和島興産(東京都新宿区・岡山伸二社長)が管理運営する、岡山ビル(新宿区・西新宿)では、10月にリニューアルオープンを迎えたが、ここへ来てこれまで空室になっていたオフィスに引き合いが、活発化している。
同社では、、昭和44年竣工の岡山ビルを昨年の6月より、内部、外部から水回りに到るまで、大掛かりなリニューアル工事を終え、オープンにこぎつけた。総費用は、約1億5000万円。カーテンウォールで覆われた、外壁など、全く新しくなったエントランス回りなど、新築ビル並みのグレードを備えている。
「今回のリニューアルで、特に気を遣ったのが外壁やエントランス回りです。街との調和をとりながら、いかに他のビルとの差別化を図れるか、色のバランスなど、施工方法には注意を払いました」(岡山社長)
こうして生まれ変わった、岡山ビルでは現在、空いている一部オフィスフロアーについて積極的に営業を展開中。各紙新聞折り込みを、西新宿エリア中心に3000枚。ポスティングも1500枚。勿論、毎速にも流すなど、広範囲の営業から、ここへ来て、引き合いが出ており、営業努力の生んだ成果と言えるだろう。