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竹中工務店新ビル竣工 テナント70%確保し、オープンへ アンダーフロアー空調等最新設備を導入
1996.03.15 14:35
竹中工務店(東京都中央区)では、3月1日横浜市・中区に新たなビルをオープンさせた。この「横浜花咲ビル」は、テナントニーズの高い、横浜駅西口より至近距離に建つ、インテリジェントビルで、地上12階、地下1階、ワンフロア面積、約400坪(基準階)、天囲高も2メートル70センチと、余裕のオフィス空間を構築している。「横浜花咲ビルの特徴は、各所に最新のインテリジェント機能を導入している事です。その為、コンピューターメーカーなど、大量の電気容量や配線を必要とするテナントも、十分対応出来ます」(竹中工務店開発事業部長・西尾智氏)。同ビルでは電気容量40VA/㎡、さらに、二重床を空調用の空気搬送スペースと利用する、アンダーフロアー空調システムなど、OA普及に対しての配慮が施されている。現在、テナント稼働率は、70%以上を確保、順調な滑り出しだ。