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共立メンテナンス 首都圏中心に約200棟の寮を経営 4月には三田、溝の口、福岡に3棟がオープン

1996.04.01 12:09

 共立メンテナンス(東京都千代田区・石塚晴久社長)では、この4月、3棟の新築寮をオープンさせる。今回、新たに竣工した物件、ドーミーシリーズは、東京都港区三田、神奈川県川崎市高津区、福岡県福岡市の3ヶ所。どの物件も、鉄道など各交通手段からの好アクセスの位置に立ち、グレードの高い物件だ。同社では、これまで、全国の主要都市を中心に、学生寮や社員寮を展開しており、その数は200棟を越えている。
 同社の寮経営事業は、土地を保有するオーナーから土地を借り受け、土地の特性に合わせ事業プランを計画、学生寮を建設する一括借り上げ方式。
 現在、同社の運営するビル全体では、8000室以上。その内、稼働率は95%強を確保し、売り上げも年々上昇、昨年は200億円を越えている。こうした好調の背景には、企業側のリストラの一環で、保有の寮施設などが減少している事が大きい。その為、単身赴任向けに、需要が拡大したと見られる。




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