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1996.04.01 12:06
■伊藤忠商事、旧本社ビルを売却 土地・建物135億円で売却益は89億円
伊藤忠商事は、3月28日付で、東京都中央区日本橋本町の旧本社ビルの土地及び建物を、エヌエイチビー・コーポレーションに売却した。
今回、同社が売却したのは、土地約3200㎡および延床面積約29000㎡の建物の50%。同社は既に93年度中に、50%を住友生命に売却していた。今回の売却額は、135億円で売却益は89億円。
同社の井坂広報部報道チーム長によれば「95年度決算で、拡げ過ぎた海外展開の見直しをかけ、それに伴う損失補てんに充当するために売却した」としている。
同社は、オーストラリアでオフィスビル経営をしていた関連会社の整理などで特別損失を計上していた。また同社では、今回同様の損失補てんを93年度から続けており、今回の売却で一息付きそうな気配だ。
■第20回コンサルビジネス研究会 税制改正と定借テーマに18日開催
サテライトコンサルティングパートナーズ(SCP)が主催する「コンサルティングビジネス研究会」の第20回月例研究会が、4月18日、午後6時から、東京都千代田区の中央大学駿河台記念館で開かれる。
今回の公演は、SCPの平川代表による「平成8年度税制改正のポイント」と、弁護士の山岸洋氏による「最近の事業用定期借地権契約実例」の2本。
月例会終了後、懇親会もあり、参加費は受講費と込みで1名6000円。