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サテライトコンサルティングパートナーズ　地域のFPと連携し全国展開図る　月2回の定例会で各地域の現況を報告

1996.11.15 11:32

　財産活用コンサルティングを行っているサテライトコンサルティングパートナーズ（東京都千代田区）では現在、積極的に全国展開を進めている。
　これはここ数年、同社への案件が地方にまで拡大してきたことが大きな理由。これらの業務は各地域の特殊性や文化等を熟知していなくてはならず、「各地場のファイナンシャルプランナーとの密な連携が不可欠となってきた」（黒木啓太事業推進局長）。
　同社では4月より本格的な全国展開を開始。関西を拠点とするSCP大阪を発足したのをはじめとして、これまでに仙台、広島にも拠点作りを完成しており、来春には名古屋と福岡にも進出していく予定。近い将来には札幌と四国にも同様の拠点を置く方針だ。こうした各地方には、それぞれ地場で実績あるFPが参加。月2回、東京で定例会を開くことで、双方の親睦や情報交換を行っている。また、それぞれの企画立案に対し、プロジェクトチームを発足させることで、クライアントの依頼にキメ細かいコンサル業務が可能な体制作りを進めている。
　同社は、1992年に設立された独立系専門集団コンサルティング業務に対し金銭を支払う習慣が薄い日本に於いて、欧米のようにコンサルティングフィーだけで成立する組織を作ることを目標としている。