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東亜技研 ビル外壁クリーニング新会社設立しFC展開
1996.12.01 10:54
東亜技研(神奈川県横浜市・長谷川勉社長)では、ビル外壁クリーニング事業のFCを本格的に開始した。
同社のビル外壁クリーニングでは、独自の洗浄液を使用。この洗浄液は、壁面上で完全に中性化してしまう無公害工法を採用しているため、作業員は素手で作業することが可能だ。
また、従来のものは、洗浄液を散布クリーニングすると、飛散した洗浄液により花壇やサッシ等を荒らしてしまう、という問題があった。しかし、同社製は塗布法により、外壁の汚れを瞬時に分解させるため、養生は不要。そのため、クリーニング期間を大幅に短縮、人件費を削減することで、粗利益率は60%以上を実現しているという。施工コストは平末単約1000円。
同社では、この事業にFC本部の経営をトーア・フランチャイズ・サービス(TFS 神奈川県横浜市・佐藤正和社長)へアウトソーシングする。
TFSでは12月より「加盟施工店募集セミナー」を通じて、広く加盟店を募集、「今後1ヵ月に月4回の割合でセミナーを開催していく」(佐藤社長)という。同社への加盟金は250万円、ロイヤリティーは月間売上高の5%となっている。