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コールドウエルバンカーアフリエイツジャパン 米国最大手不動産FC日本市場参入 住宅用、投資事業用不動産の2ブランド展開

2006.09.25 17:37

 今年12月、米国で100年の歴史を誇る世界最大級の不動産フランチャイザーであるコールドウエルバンカーが日本でのフランチャイズチェーン(FC)募集を開始する。同社は北米で約4000店舗を展開し、不動産取扱高、業界認知度1位の企業。数年程前から日本市場進出を検討していた。
 日本でのマスターフランチャイザーを務めるコールドウエルバンカーアフリエイツジャパン(東京都渋谷区)の定村吉高代表取締役によると、当初、全国の政令指定都市で数社程度のFCを集め、来年末には150のFC店を組織化する計画だという。ブランド力を活かした高度なサービスを提供するために、一定水準以上の知識や見識を有する企業を対象として考えている。また、個々のエージェントや会社としてのスキルを向上させるため、ネットを通じて教育及び認定試験を実施する。
 「中古住宅や投資用物件を仲介した際に、独自の品質保証を行います。そのため、法遵守は当然の事として、瑕疵物件を見抜く能力なども身につけてもらう必要があります」(定村氏)
 他にも、金融やリスクマネジメント、市場分析・予測に関する学習プランを用意しており、全米リアルター協会(NAR)の認定資格であるABR(買主の交渉代理人)やDSA(ローンアドバイザー)など、エージェントとしてスキルアップするための資格取得サポートも行う。
 FC加盟料金は決定していないが、ロイヤリティは6%程度になる見込み。Webサイトによる集客を図る他、豊富な教育プログラムを無料利用でき、独自開発の人事・労務管理およびエージェントの営業管理ができるシステムをASPにて提供する。また、FCネットワークによる物件情報や取引事例を集約・分析した情報を活用することも可能だ。なお、FCには住宅用不動産と投資事業用不動産の2ブランドがあり、既に数十社からFC加盟の意向が寄せられている。

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