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森トラスト 「虎ノ門パストラル」を取得1㎡あたり約1439万円で 隣接地活用し複合再開発を検討

2007.10.08 16:23

 森トラスト(東京都港区)とダヴィンチ・アドバイザーズ(東京都中央区)のコンソーシアムグループは、「虎ノ門パストラル(虎ノ門パストラルホテル)」を取得する。同物件の所有者である農林漁業団体職員共済組合(東京都港区)が実施した競争入札において、2308億9908万円で落札したものだ。敷地面積は1万6050・18㎡で、取得価格は1㎡あたり1438万6000円となる。同時に、ホテルの運営を受託しているパストラルの株式約2・01億円(自己株式除く発行株式3124株のうち2944株)も取得する。
 「虎ノ門パストラル」の所在地は港区虎ノ門四丁目で、東京メトロ日比谷線「神谷町」駅より徒歩2分、同銀座線「虎ノ門」駅より徒歩8分の距離。
 地上12階地下2階建ての本館は昭和43年に竣工・開業した。昭和59年には地上11階建ての新館を増築しており、延床面積は合計3万8045・88㎡である。
 周辺にオフィスビルやレジデンスを多数所有する同社は、隣接地を活用して土地のポテンシャルをさらに高めていきたいと述べており、複合施設の開発を検討している。

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