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ＩＨＩ　豊洲の造船工場跡地の暫定的利用を開始

2010.04.12 16:56

　ＩＨＩ（東京都江東区）は、江東区豊洲の造船工場跡地において、順次再開発を進めているが、その一角にある４－２街区（約２ha）にて、約１０年間の暫定的利用を開始することを決定し、第一弾施設を４月に開業した。
　当該地は再開発地区の中心を貫く晴海通りに面しており、同社は大和ハウス工業ならびに東京建物へ土地を賃貸している両社がテナントを誘致の上敷地を転貸し、各テナントが暫定事業を行い、テナントの業種も地域への貢献も考慮しながら選定し、児童福祉施設や結婚式場等が順次開設される。
　施設整備にあたっては、周辺の住宅エリアや商業エリアとの調和に配慮し、快適な歩行空間を整備するとともに、豊な植栽の配置、さらに敷地内一部を公共的な空間として開放することを計画している。これにより、街の発展に寄与し、環境や景観の面からも地域全体に貢献できる施設になる。今回開業したのは、バディスポーツ幼児園・シンフォニア保育園分園・結婚式場など。バディスポーツ幼児園の施設内には幼児園の生徒以外の近隣児童にも開かれたスポーツクラブが開設され、全天候型フットサルコートは一般利用も可能である。また、４月２８日には「（仮）豊洲リビングカフェ」の開業も予定されている。