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大阪ビルディング協会 初の取り組み主催セミナーを完全オープン化

2012.10.15 17:49

 大阪ビルディング協会(大阪市北区)は、来春の一般社団法人化に向けた取り組みの一環として、同協会主催セミナーの完全オープン化を実施すると発表した。今年10月に開催する「経営セミナー」を第一弾として、初めて非会員にも門戸を開くことになる。
 同セミナーの内容は、第1部講演にニッセイ基礎研究所・金融研究部門不動産投資分析チームの主任研究員である竹内一雅氏が「最新大阪のオフィスビル市況と今後の経営戦略」について、第2部は三井不動産・ビルディング本部運営企画部長の丸山裕弘氏が「オフィスビルにおける更なる『安心』『安全』の提供に向けて ―防災対策・BCPサポートの強化―」について講演を行う。現在の貸ビルトレンドを把握でき、ビル経営に生かせる2つの講演は聞き逃せない内容といえるだろう。
 これまで会員のみ参加が可能だったが、非会員が参加可能になるのは同協会でも初の試み。大阪ではビルオーナーを対象にしたセミナー数が少なく、ビル協会員以外のオーナーが情報を得られる場が増えたのは、今後の大阪貸ビル市況の活性化に繋がりそうだ。
 会期は平成24年10月29日(月)13時30分~16時45分。会場は「北浜フォーラム」。同協会の非会員の参加料は1名5000円。参加には10月26日(金)までに同協会へ事前予約が必要とのこと(会場の都合で参加者は先着140名を予定)。

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