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日立機材 屋上緑化と太陽光発電システムの両面で支援

2014.09.15 14:16

 日立機材(東京都江東区)は先月27日、屋上緑化(断熱パネル)と太陽光発電システム双方からの屋上システムを提供すると発表した。
 屋上緑化断熱マット「エコグリーンマット」は、植物と「エコグリーンマット」によりコンクリートの蓄熱を防止することでヒートアイランド現象の抑制に役立つ。また、植物の蒸散作用、「エコグリーンマット」の断熱効果によって夏季・冬季の冷暖房費用を節減できる。同社の測定によれば、真夏の暑い時間帯では設置により室内温度が3度低下する冷却効果が実証されている。植物は光合成によって大気中の二酸化炭素、二酸化窒素、粒子物質を吸収・吸着することで大気汚染物質の浄化にも効果をあげる。さらに、緑の空間は景観向上とストレス解消などの癒しの効果があり、集客効果も見込める。
 一方、太陽光発電システム「ソラシエ」は顧客の要望・目的・条件に合わせて提案することが可能で、施工・メンテナンスまで一貫して行えるという。同製品では陸屋根・折板屋根・傾斜屋根など設置場所や活用目的によって最適なシステムを可能としている。また、オプションとして現在の発電電力や日射量などのデータ収集や表示システムも備えている。
 CO2削減、自家発電と余剰電力の売電、太陽光発電システムを屋上・外壁に設置することによる空調負荷の軽減、また優遇税制活用によるコスト削減、休遊地や未利用地の有効利用など導入のメリットを幅広くあげることができるシステムだ。蓄電設備を導入することで太陽光電力を照明や特定の設備に用いることが可能となり、災害対策としても利用することも可能だ。

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