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キュラーズ トランクルーム専用ビルに太陽光発電導入 年間5~6棟の導入検討

2015.09.28 17:03

 キュラーズ(東京都品川区)は24日、同社が保有・運営する「トランクルーム・キュラーズ勝どき店」屋上において太陽光発電システムを導入したことを発表した。再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって、発電した電力を売電するための取組みとなる。
 今回導入したソーラーパネルはスペインを拠点に世界60カ国以上に展開し、30年以上の歴史を持つ太陽光発電の専業企業のISOFOTON社製の高機能太陽光モジュールを採用した。最大出力は18kw、年間の発電電力量は1万7000kWh(一般家庭約5世帯分)に及び、年間約0・9トンのCO2排出削減に繋がるという。 同社によると「今後、年間5~6店舗を目標としている全ての新規購入物件において、太陽光発電を含む再生可能エネルギー導入の検討を進めてまいります。最新省エネ技術の活用と再生可能エネルギーの利用を促進し、環境負荷の低減に貢献すべく役割を果たしてまいります」とする。
 また、同社では店舗照明のLED化やトランクルームとしては業界初となるBEMS(Building and Energy Management System)を全店舗に導入するなど、さまざまな省エネ対策に取り組んでおり、この5年間に1億円以上を投資し、総エネルギー消費量を25%削減に成功。年間210万kWhの削減を見込んでいる。

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