不動産トピックス

7/21号・編集後記

2025.07.21 10:11

 取材で海辺の商店街に佇む古びた商店を、おしゃれな飲食店やサーファー向けのホステルにリノベーションした施設を訪れたことがある。取材が終わり駅に戻ると、待合室にはかわいいキャラ達のパネルが所狭しと飾られている。なるほど街中で見かけた方々は聖地巡礼の方々か。海水浴シーズンでなくても観光客が訪れるきっかけがあるのは強い。(鵜野)
 数年前、静岡県の沼津港深海水族館を訪れた。深海生物に特化した水族館で、珍しい魚類等が多く展示されている。その中でも一番記憶に残っているのはダイオウグソクムシだ。海底にはこんな奇妙な生き物が闊歩しているのか、と水槽の前でしばし見入ってしまった。(高橋)
 まだ不動産経営に入社したばかりの頃、廃校を活用した宿泊施設を取材しに南房総市に行ったことがある。夕焼けに照らされた房総半島の海があまりにきれいで見とれてしまい、帰りのバスにのりそびれたことを思い出す。きれいな海は眺めるだけで心が洗われる。今年の夏の目標は、海を眺めて浄化した心で、数年ぶりの競馬を楽しむことだ。(椎名)
 海を眺めると決まってある歌が口をついて出る。加山雄三「海 その愛」。そういえば今年はまだ歌っていない。「うーみよー、おれのうーみよー」(久保)




週刊不動産経営編集部  YouTube