不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2023.01.02 14:32

■イオンディライト(東京都千代田区)は昨年11月15日、「イオンディライトアカデミーながはま(滋賀県長浜市)」にて「第4回 イオンディライト技術コンテスト【設備の部】」を開催した。同コンテストは事業別(設備管理、清掃、警備)の部門を設け、全国8支社から、各支社内で選抜された設備管理員でチームを組み、設備管理の対応を競う恒例行事となる。
 今年は「地震による受託物件の断水時からの復旧対応」をテーマに競技を実施。各チームから「原因究明・復旧作業(一次対応)」を行う設備管理員2名と、カスタマーサポートセンターから、ウェアラブルカメラを通じた映像を元に遠隔から業務支援を行う設備管理員1名が3人1組でチームを組成した。コンテストでは「受託物件である商業施設の店長役より館内断水連絡及び復旧依頼を受領」、「配管破損個所の仮復旧及び地震により破断した二槽式貯水槽の槽切替え対応」といった、設備管理業務を想定し、対応の迅速さ・正確さを競った。
 審査の結果、今年は関東支社代表チームが、最優秀賞に選出された。イオンディライト代表取締役社長 兼 社長執行役員 グループCEO 濵田和成氏は総括で「各支社から選抜された参加者の対応を見て、当社の強みが高い専門性や技術力を持った『現場力』にあることを再確認できた。一方で、人手不足が深刻化する中、有事の際、常に各種事案に対応するに足る習熟度の高い人員や十分な人数を即座に確保できるとは限らない。そのため、今後は今回のようにCSCによる遠隔からの業務支援の重要性が益々高くなっていく。専門性や技術力の高い人材が遠隔から迅速かつ的確な業務支援や指示ができるようCSCの機能を強化し、いかなる不測の事態に遭遇しても対応できる体制を早期に構築していきたい」と話した。

■不動産業、携帯電話販売業などを営んでいるトップワイジャパン(東京都板橋区)は、「北千住」駅徒歩5分にレンタルオフィス「イービジネスセンター」を運営している。同センターでは今年からYouTube上で創業支援セミナーの定期配信を開始。センター長の池田由美子氏は「士業の先生の解説やオリジナルアニメによる起業ノウハウの発信を通して、多くの起業家のサポートを行っています」と話す。
 Youtubeのセミナーは昨年11月時点で第7回まで実施。第7回は「ママ起業家支援セミナー」と題して、起業に必要なことからママ起業家の問題点まで様々な内容を配信。起業を目指す多くのママが視聴した。
 イービジネスセンターではこうしてコロナ禍でも新しいニーズを拾いあげ、レンタルオフィスの稼働も上々。バーチャルオフィス事業に至っては、コロナ前の3~5倍まで契約が増加しているという。

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