不動産トピックス

編集後記

2015.12.28 11:28

 「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」。今やこの言葉が宮沢賢治のものであること以外には覚えていない。しかし、この冒頭の部分だけでも年数を経てもその価値が変わらない言葉があるのだなと実感させるものである。建物やビルでもたまに何十年経過してもその価値を保ち続けているビルがあるが、それらはレアだろう。しかし、不動産は少子高齢化から長期的には停滞が予想される。「パンが無いならケーキを食べれば」という発想から宮沢賢治的な、忍耐と苦難を乗り越えていく姿勢への転換が求められている、と寝ぼけながら思います。(萩原)

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