不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2010.11.22 15:05

■東京済生会中央病院で心臓病臨床研究センター長を務めている医学博士の三田村秀雄氏によると、AEDなどの救命訓練をする際に綿密なシナリオを作成し、あらゆる状況を想定した実地訓練などが重要だという。
 「心停止が発生して人が倒れた場合、どの辺で倒れて、どういう風に動くのかを具体的に決め、シミュレーションを重ねておかないといざという時に動くことは難しいです。救命処置を警備員などに任せっきりにするのではなく、自分の会社にどこにAEDが置いてあり、どう使えば良いのか把握して欲しいと思います」

■タスポの発行枚数は、1千万弱であり、喫煙人口は2600万人なので半分以下は携帯をしている計算になるという。「タスポは使い勝手が悪いというイメージがあるのか、手売りやコンビニエンスストアなどでたばこを購入されていくケースが多いです。ただ、電子マネーの中でもスイカやパスモと比べて優れている面があり、タスポは紛失してもセンターで管理しているため、電子マネーの金額は保護され、お金は手元に戻ってきます」(一般社団法人 日本自動販売機工業会 専務理事 黒崎 貴氏)

■RHフィナンシャル(東京都港区)は、ビルオーナーに向けて入居促進サービスを提供している。同社ではサービスの提案を開始して以来、これまでに多くのビルオーナーとの面談を行い、オーナーが求めるニーズを汲み上げてきたが、代表取締役社長を務める豊岡順也氏は、ここ最近のオーナーの一番の関心事は、リーシングに尽きると実感しているのだという。
 「今年初旬の時期と比較してみるとビルオーナーの方々は、より深刻にリーシングについて考えるようになってきているように感じます。それだけ苦戦を強いられているビルが増えてきているのでしょう」(豊岡氏)

■警棒やサスマタといった防犯グッズをはじめ、アルミやステンレスをつかった様々な金属製品の製造加工を行う三力工業(東京都大田区)の入澤氏は、学生時代からドラムを叩いている。
 「西麻布の星条旗新聞社の近くに『KIE』という店があり、酒を飲んだり食事をしながらライブ音楽が聴けます。そこで私を含むピアノトリオが今月の16日に演奏する予定です」
 「KIE」の名物は店主が本場で習ったというインドカレーらしい。ジャズやカレーが好きな方は足を運んでみてはいかがだろうか。

■大企業等による技術や資金の提供を通じて、中小企業などが行った温室効果ガス排出削減量を認証し、自主行動計画の達成に活用する国内クレジット制度。経済産業省産業技術環境局の宮本賢一氏は「国内クレジット制度を活用した温室効果ガス排出削減事業は全国で500件を超えています。制度の普及促進のため、今後は参加中小企業に対して助成金を支給するなどの支援等が必要になると考えています」と話す。

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