不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2010.01.18 16:20

ライオン事務器 コストパフォーマンスに優れたオフィスチェアー
 ライオン事務器(東京都中野区)は、シンプルさと快適性にこだわったエコノミースタンダードのオフィスチェアー「Serena(セレーナ)」の発売を1月15日より開始した。あらゆるシーンで個性や価値観が多様化する今、オフィスチェアーに求められる価値も大きく変化している。これらの背景を踏まえ、快適性、機能性、デザイン性を備えながら、優れたコストパフォーマンスを実現している。
 同製品はスライド3WAYシンクロロッキング機構を標準装備することにより、座前部の持ち上がりがなく、骨盤と大腿部の角度を裁量に保つことを可能とした。また、ロッキングストッパー付シンクロタイプは傾斜角度を好みの位置で固定でき、長時間の執務にもベストポジションを保つことができる。
 背・座クッションは交換可能なロングライフ商品で、張地が汚れたり破損した場合は、クッション部分だけの取り換えが可能。張地は標準布・防炎布・レザーの3種類から選択できる。
 さらにスーツの上着等をしわを付けずにかけることができるハンガーセットも、ハイバック・ローバックいずれのタイプにもオプションでの取り付けが可能となっている。
 販売価格はアームレスタイプが3万4650円~、サークルアームタイプが4万5150円~、フレキシブルアームタイプが5万6070円~(いずれも税込)。

パナソニック電工ネットワークス 省エネ法のトップランナー基準をクリア 消費電力役25%削減 エネルギー効率を向上
 パナソニック電工の100%出資連結会社、パナソニック電工ネットワークス(東京都港区)は、前年7月1日に施行された「エネルギーの仕様に関する法律施行例の一部を改正する政令」(以降、省エネ法)のトップランナー基準をクリアした、低消費電力型のスイッチングハブ「Switch-M24X」を2月1日より発売する。
 省エネ法では、エネルギーを消費する機械器具について、メーカーなどにエネルギー消費効率の向上を求めており、特にエアコンなどエネルギーを大量に消費する「特定機器」については、商品化されている製品のうちエネルギー消費効率が最も優れた機器の性能を「トップランナー基準」として定め、メーカーなどに基準の達成を義務付けている。
 同製品では電源部に必要な電力を効率よく供給する最適化設計を実施。低消費電力タイプのスイッチングICを採用することにより、最大消費電力を従来製品から約25%削減した。
 また、スイッチ配下でループが起きると、そのポートのみシャットダウンする「BPDUガード」機能も搭載、ループ障害を最小限に抑えることを可能にした。ポートシャットダウン時、および自動復旧時には、管理者にメール通知するオリジナル機能も搭載している。

東芝ライテック LEDダウンライトのラインアップを拡充 既存機種をコストダウン 最大で約46%値下げ
 東芝ライテック(神奈川県横須賀市)は、「E-CORE」(イー・コア)LEDダウンライトシリーズに、新たに機種を追加し、順次発売を開始した。
 オフィスビルのエントランスや中型店舗に適したLEDダウンライト「1500シリーズ」8機種を新たに発売するとともに、シリーズ中で最高の明るさを有する「2000シリーズ」において、これまでの連続調光タイプ4機種に加え、非調光タイプや中角配光タイプ、軒下タイプなど、10機種を追加する。これにより同シリーズのラインアップは、既発売のLED電球附属ダウンライト12機種を含む全80機種となる。
 さらに、LED照明は優れた省エネ性能を有する一方で、白熱電球や蛍光ランプなどの既存光源を使用した照明器具に比べると高価なため、この価格差を電気料金などのランニングコストによって、より創意に償却できる商品が求められてきた。
 同社ではこのようなニーズに応え、LED照明の普及促進を加速させるため、同シリーズ既存の50機種については徹底的なコストダウンを実現。価格を最大で約46%値下げする。
 これによりイニシャルコストが低減、経済性と省エネを両立することができる。また、ラインアップを追加したことにより、使用場所やニーズに合わせた、よりきめ細やかな提案を行うことが可能となる。

朝日電器 明暗を感知し電源を切り替えるスイッチ 夜間連続点灯器具としても使用可能
 朝日電器(大阪府大東市)は、周囲の明暗を感知し自動的に屋外照明や看板などのスイッチをオン、オフしてくれる「あかりセンサースイッチ」を販売している。
 照明機器や看板などの電源コードと防雨コンセントの間に挿入するだけで使用可能。周囲が暗くなると自動で電源が入り、明るくなれば自動で電源が切れる。イルミネーションや庭園灯・防犯灯・外灯につなぐことで、簡単に夜間連続点灯器具として使用できる。
 点灯照度は2段階切り替え可能、またタイマー切り替えスイッチ付きのタイプ(BA-T103SB)も用意されており、使用時間に応じて夜間連続のほか、約4時間約8時間で点灯時間を設定することもできる。導入すれば、安全用照明にスイッチを入れるタイミングが遅れることも無くなる。耐トラッキングカバー付きプラグが採用されているため、電気火災予防に配慮され、また、防水・防滴を意識した作りにもなっている。
 価格は、切り替えタイマー付きのもの「BA-T103SB」で1300円前後、通常のもの「BA-103SB」で1000円前後と安価に設定されており気軽に導入が可能である。

三菱電機 防犯カメラシステムとの連携で運用効率を向上
 三菱電機(東京都千代田区)は、物理・情報セキュリティーに関する情報をシステム間で相互利用し、トータルなセキュリティーを実現するセキュリティー構築プラットフォーム「DIGUARD NET」を開始て、ビル入退室管理システムとデジタル防犯カメラシステムとの連携を実現、機能を強化した「三菱総合ビルセキュリティーシステムMELSAFETY-G(メルセーフティー ジー)」の発売を開始した。
 近年の社会的な危機管理意識の高まりを背景に、さまざまなセキュリティー設備が普及する中、監視対象箇所や映像監視ポイントは増加傾向にある。企業やビルオーナーなどからは入退室管理と映像監視の連携などさらなる運用効率の向上が求められてきた。
 同システムは、これまでは収容できる防犯カメラがアナログ方式で最大16台までの小規模なシステムに限られていた。今回、新しく映像監視連携機能を開発したことにより、デジタル方式の防犯カメラを最大128台まで監視可能となり、連携機能の強化を実現した。
 防犯カメラの映像は、コマ落ち等のない完全動画のまま複数のセンター装置で同時に監視が可能。接続するデジタル方式の防犯カメラや映像記録装置のラインナップも豊富で、システムの規模や用途に応じて最適なものを選択することができる。通信には通常のLANを利用するため、導入・保守の低コスト化に貢献する。
 入退室警報が発生した現場映像の自動表示をはじめ、現場映像を見ながらの入退室制御、選択した通行履歴に対応する記録映像を自動表示するなど入退室管理と映像監視の連携機能も充実させた。これにより、警備担当者は防犯センサーの状態などを基に絞り込まれた映像だけを確認すればよいので、運用効率が向上し異常を見逃すリスクが低減する。

岡村製作所 ワンタッチ式の簡単な組立構造 手早く工具なしで脚が着脱可能
 岡村製作所(横浜市西区)は、天板裏のレバーを回すだけで手早く、簡単に脚の着脱ができるテーブルシリーズ「Clink Clank(クリンククランク)」の発売を開始した。
 この製品は脚と天板だけのシンプルな構造となっており、スペースや人数目的に合わせて様々な使い方ができる。デスク天板裏のればーを回すだけで脚の着脱が可能で、工具なしでの組立・解体が行える。簡単なレイアウト変更や移設の際も専門の施行は不要となる。
 天板と脚は別売りで、レイアウト変更や移設時には必要な天板だけを購入して、脚は使用していたものを組み替えて再利用したり、使用しないテーブルは解体しコンパクトに収納しておくことができる。
 脚の接合部分は天板と一体化する細部までこだわったデザイン。天板の厚さは39mmで十分な強度を持つため、天板裏に補強材が出ないすっきりとした構造となっている。
 天板は6種類のサイズと、2の仕様のカラー(ホワイト/ネオウッドライト)、脚は3仕様のカラー(シルバー/ホワイト/ブラック)を品揃えし、豊富な組み合わせバリエーションを実現する。
 シンプルデザインと自在なレイアウトで、オフィスやミーティングエリア、SOHOなど、様々な空間で利用する事ができる。
 販売価格は、天板が3万3915円から。脚が3万3705円から(ともに税込み価格)。

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