不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2009.03.09 17:28

東芝ライテック 独自の放熱技術を発展させ業界最高の明るさを実現 消費電力およびCO2排出量を約33%
 東芝ライテック(東京都品川区)は、「E-CORE」LEDダウンライトシリーズに、業界最高の明るさと総合効率を両立した「2000クラス」をラインアップ、5月1日から発売する。
 同社は平成19年7月に40W形白熱灯器具相当のLEDダウンライトを発売して以来、LED照明の用途を拡大するため、明るさや効率のアップなどを行い、ラインアップの充実を図ってきた。
 今回発売する「E-CORE」LEDダウンライト「2000クラス」の特長として、同社独自の放熱技術をさらに発展させたことにより、業界最高の明るさ(器具光束2080㏐)と総合効率(80㏐/W)を、埋立穴直径150mm、器具高さ80mmのコンパクトボディで実現した。
 また、同製品とコンパクト形蛍光ランプ42W用ダウンライトと比較した場合、ほぼ同等の明るさで、消費電力およびCO2排出量を約38%削減。寿命は4万時間と42Wコンパクト形蛍光ランプの4倍となり、交換の手間を軽減できる。電源ユニットは別置構造にすることで、天井内構造物の回避や天井懐の狭い箇所などへの設置にフレキシブルに対応できる。また100~242Vまで電圧フリーに対応可能である。
 同社は今後、地球温暖化問題を照明メーカーにとって大きな課題の一つであると考え、平成22年度中をめどに一般白熱電球の製造を中止することを決定。電球形蛍光ランプやLED照明などの省エネ製品に置き換える事業を推進するとしている。
 希望小売価格として効率重視タイプ2機種が6万円。演色性重視タイプ2機種が6万2000円となっている。

YKKAP 光触媒コートの表面処理を施す 全11色を取り揃えさまざまなシチュエーションに対応
 YKKAP(東京都千代田区)は、オーニングシリーズ「サンブレロ」の新しいテント生地「ファブリック調テント」全5色と「防汚テント」の新色4色を4月より発売する。
 オーニングシリーズ「サンブレロ」は、窓の外側に設置することで、日差しや紫外線を遮る可動テントであり、シンプルなデザインで戸建て住宅から店舗向けまで幅広いバリエーションを持っている。
 今回発売する新しいテント生地「ファブリック調テント」はコットンのような風合いと退色しづらく鮮やかな発色を特長とするデザイン性の高いテント生地となっており、原料にはリサイクルPET樹脂を使用。「リサイクル」「省資源」「省エネルギー」と環境に配慮している。
 また、同社独自の技術により唯一製品化を実現した「防汚テント」に新色4色を追加し、合計11色と豊富なバリエーションを実現。
 「防汚テント」は、光触媒コートの表面処理を施すことにより油汚れや土ぼこりを落としやすくするという優れた機能を持つ。光触媒コートの特性である高い親水性により、汚れを簡単に落とすことができる。
 さらに、明るくベーシックな色から落ち着いた色まで取り揃え、さまざまな環境に対応可能となっている。
 参考価格として、ファブリック調テント「サンブレロType01」間口2間(3665mm)×出幅2000mm、防汚テント「サンブレロType01」間口2間(3665mm)×出幅2000mm用がともに組立施工費別で29万955円となっている。

トステム シンプルデザインの木造用DS窓枠セット レフトホワイト色で窓枠の存在感を極限まで抑える
 トステム(東京都江東区)は、見付け寸法10mmを実現した木造用DS窓枠セット「スマート10」を1月から全国発売している。
 今回発売する木造用DS窓枠セット「スマート10」は、流行のシンプルモダンインテリアとの調和をコンセプトに新開発した、見付け寸法10mmのスリムな窓枠である。
 従来品では20mmだった見付け寸法を半分にするとともに、カラーを白色系の壁紙になじむレフレホワイト色にしたことで、窓枠の存在感を極限まで抑える。これにより、開口部廻りをシンプルに仕上げることで、インテリアをモダンな雰囲気に演出することが可能となった。また、サッシのサイズに合わせた正寸カットのフルノックダウン(現場での切断加工が不要)なので、施工時間が短縮でき廃材も出ず環境に配慮されている。
 窓枠の縦部材と横部材の組立にジャストフィット金具を採用することで、部材の締結力を向上。電動工具で締め付けるだけの簡単・確実な組立が可能となり施工性も向上している。また、環境配慮型商品設計で「F☆☆☆☆」13物質対応となっており、表面材は有害物質が出にくい非塩ビ系の「HPJシート」を採用している。

パナソニック電工 LEDダウンライト用リニューアルプレートも同時発売 高効率蛍光灯ダウンライトに埋込穴150mmタイプを追加
 パナソニック電工(大阪府門真市)は、小型で高効率な光源「コンパクトスパイラル蛍光灯」採用の高効率蛍光灯ダウンライト「SPILE(スパイル)シリーズ」に、リニューアル需要が最も多い埋込穴直径が150mmのタイプを追加し、2品種4品番を2月25日から順次発売している。
 同社はリニューアル対応新製品の発売により、飲食店など白熱灯の照明器具が多く使用されていたり、長時間営業されている店舗市場に対し、LEDや蛍光灯などを光源とした省エネ型照明器具による、店舗オーナーや設計事務所へ向けたリニューアル提案活動をさらに強化するとしている。
 同製品の特長は、11形の場合、60形白熱灯器具(消費電力約54W)と比較して約70%以上の省エネを実現している。埋込穴は現在使われているダウンライトで最も多い、直径150mm。反射板は銀色鏡面と高反射白の2タイプを用意している。
 また、LEDダウンライトは従来光源の器具よりもコンパクトなので、リニューアルプレートの取り付けが必要である。同社は今回、発売済みの埋込穴直径125mm、150mmに加え、2月25日から150mmの深型タイプも追加発売している。

三協立山アルミ デザインポストの高品位シリーズ拡充 意匠や色調などクオリティ追及 エントランス部のアクセントに
 三協立山アルミ(富山県高岡市)は、エントランス部のアクセントとなるデザインポストの新シリーズ「アティモントポスト」の発売を開始している。
 同製品は建築家・プロダクトデザイナーのトミタ・ジュン氏によるデザインで「エレガントなヨーロピアンテイスト」、「和の美」「繊細なシンプルモダン」をテーマに、意匠、色調や表面仕上げ、質感、開閉機構にクオリティを追求した高品位シリーズとしてラインアップした。
 「Aタイプ:エレガンス」はシンプルな形状にアクセントを採り入れたヨーロピアンテイストのデザインになっており、深みのあるメタリックな色が高級感のある印象を与える。
 また、「Bタイプ:京風情」は日本の伝統的な工芸「漆」「うわすぐり」の質感を表現した塗装で、和のシンプルな美を追求したデザイン。漆調の鮮やかな「あか」、「くろ」、白磁をイメージしたうわすぐり調の「しろ」の3種を取り揃えている。
 そして、「Cタイプ:シンプルモダン」は繊細でシンプルなデザインと斬新なツートンカラーの組み合わせで、さまざまな外見に調和するデザインとなっている。
 参考価格として、搬入費や組立費など別で、「Aタイプ:エレガンス」は12万8000円。「Bタイプ:京風情」は9万8000円となっている。

ルーデン・ホールディングス 二酸化塩素を使用した除菌・消臭スプレー発売 塩素に比べ2・5倍の殺菌ウイルスを99%以上不活化
 ルーデン・ホールディングス(東京都新宿区)では室内空間の除菌に効果的な、二酸化塩素を使用した除菌・消臭スプレー「CL-100」を4月1日から発売する。
 この「CL-100」は、ダイソー(大阪市西区)が製造するA液(安定化二酸化塩素液)とB液(活性剤)を混ぜ、活性化二酸化塩素を合成し雑菌を酸化力で短時間に除去を行う。
 同製品で使用する二酸化塩素は、財団法人北里環境科学センターによる実験の結果、感染症の原因であるA型インフルエンザウイルスやネコカリシウイルスの不活性化が認められる(噴霧後およそ30分で99・99%以上の不活化を実現)。また、二酸化塩素は塩素と比べ約2・5倍の殺菌力があり、殺菌速度は約3倍。人体には無害で、発がん性物質であるトリハロメタンは生成されにくく、菌も耐性しにくいという特徴がある。このため室内の除菌・消臭はもちろん、トイレやエントランスなどあらゆる場面にも有効だ。
 内容量はA液が320㏐、B液が30㏐で、2週間程度仕様が可能である。なお、価格は1800円となっており、一般販売は行わないため購入の際は同社への問い合わせが必要だ。

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