不動産トピックス

ビルオーナーのための建築・設備最新情報

2008.10.06 17:51

岡村製作所 用途に応じて自在に変化できるシステムカウンター シンプルでベーシックなデザイン
 岡村製作所(横浜市西区)は、金融店舗向けカウンター「RBシリーズ」を販売開始した。
 「RBシリーズ」はカウンター、パネル、周辺什器で構成されたシンプルでベーシックなデザインのシステムカウンターシリーズであり、ソフトな木目の3種を取り揃え、店舗エリアのトータルコーディネートが可能となっている。木目のカラーは「ネオウッドライト」、「ネオウッドミディアム」、「ネオウッドダーク」の3色、パネルの縁や巾木などのトリムカラーには「スキップシルバー」、「ウォームブラック」の2色を用意している。  カウンターには座位用のローカウンターと立位用のハイカウンターがあり、モジュール幅は1200㎜、1500㎜、1600㎜、1800㎜の4種類を取り揃えている。また、木目調のパネルのほかに、上半分にガラスを用いたガラスパネル、クロスパネル、ドアパネルを用意しており、パネルの高さは5種類となっている。
 「RBシリーズ」は、ベースとなるローカウンターにパネルやオプション類を組み合わせることで、窓口カウンターや相談ブースなど、異なる業務を行うためのスペースを簡単に組み替えることできる。また、可動式仕切りパネルを用い、ブース専用のパネルを追加することで、コンサルティングブースへと展開させることが可能。用途に応じて自在に変化させることができるフレキシブルなシステムカウンターとなっている。

東芝ライテック スムーズな連続調光を実現 会議室や商業用店舗など用途に合った使用も可能
 東芝ライテック(東京都品川区)は、地球温暖化問題は照明メーカーにとって大きな課題の一つであると考え、平成22年度中をめどに一般白熱電球の製造を中止することを決定し、電球形蛍光ランプやLED照明などの省エネ製品に置き換える事業活動を推進している。
 10月1日から発売する「ECORE100調光タイプ」は、「FLコントルクスPD」と組み合わせることで、消灯状態から全点灯まで、スムーズな連続調光を実現するLEDダウンライトとなっている。光学系おおび電源部の効率を含めた総合効率は62lm/Wを実現しており、100W形白熱灯器具と比較した場合、調光100%点灯で設定すると、消費電力は約6分の1となっている。また、1台あたりの年間CO2排出量は、100W形白熱灯器具の約105kgに対して約17kg。CO2排出量を約84%削減することができる。また、照度センサーや人感センサーなどの制御機器と組み合わせての調光により、さらに省エネが可能となっている。
調光機能に関しては、0%から100%までスムーズな連続調光が可能で、エレベーターホールや会議室、雰囲気重視の店舗など、さまざまな用途に合わせての使用ができる。
 同製品は、器具本体に電源ユニットと調光回路を内蔵し、埋込穴の直径125mm、埋込深さ140mmのサイズを実現、同社白熱灯器具に比べて、コンパクトになっている。LEDの寿命は4万時間となっており、100W形ミニクリプトンランプの20倍となり、ランプ交換の手間を大幅に軽減できる。

キヤノン パン・チルト機能付きネットワークカメラ 4台ユニット台の映像を記録可能録画ソフトウェア同梱
 キヤノン(東京都大田区)は、新開発の映像圧縮通信エンジン「DIGICNET」を搭載した、パン・チルト機能付きのネットワークカメラ「VBC60」、「VBC60B」を10月の上旬から販売する。
 同社は、「安全」をキーワードに、消費者のニーズに応じて柔軟なシステムが構築できるネットカメラのラインアップを市場に提供するとしている。同製品はライブ映像のモニタリングや監視を高画質で行うことができる小型のネットワークカメラで、同社の光学技術により、光学40倍のオートフォーカス機能付きズームレンズで、幅広い撮影領域を実現。また、カメラを上下・左右方向に動かすパン・チルト機能により、一台のカメラで広い範囲をカバーすることができる可能となっている。これによって、店舗や工場、駐車場、プラント施設などさまざまな設置環境に柔軟に対応できる仕様となっている。
 機能面では、同社が開発した映像圧縮通信エンジン「DIGICNET」を採用することにより、640×480ピクセルの高画質なJPEGとMPEG-4の映像を30フレーム/秒の高レートで同時に配信することが可能となっている。また、背景が明るく被写体が暗い場合でも被写体を見やすく映し出す「スマートシェード補正」や、設置場所が振動してもブレの少ない映像を得ることが可能なブレ補正機能を搭載。最大4台のモニタリング映像を記録することが可能な録画ソフトウェア「VK-Lite」も同梱しており、モニタリング環境の構築が手軽に行えるようになっている。

立川ブラインド工業「VBC60」幅広くコーディネートできるカーテンレール同じ色のダブルセットや静穏レールにも対応
 立川ブラインド工業(東京都港区)は、カーテンレール主力製品の強化ならびに新デザインのキャップなど新アイテムを追加し、10月1日から販売開始する。
 一般カーテンレール「V21」は、幅広くコーディネートできる機能性カーテンレールである。近年のトレンドである木目柄「パウダリーホワイト」と「パウダリーグレー」の2色を追加、全13色を取り揃えている。また、「V21」シリーズのデザインキャップ色にシャンパンシルバーを追加した。
 装飾カーテンレール「DWA」は、新シリーズとして「DWAファイン」を追加、レールカラーはシャンパンシルバー、マットシルバーの2色を取り揃えている。「DWAウォーム」、「DWAウォームα静音」はNウォールナット、ダーク、パウダリーホワイト、パウダリーグレーの4色を追加。デザインキャップにもメタルシルバー、シャンパンシルバーを追加した。
 「V21」、「DWA」はカラーバリエーションの統一を図り、同じ色を組みあせたダブルセットや静穏レールにも対応。また、新デザインのキャップとの組み合わせなど、環境に合わせて選ぶことが可能となっている。

三菱ホームエレベーター 省エネモードへ切り替わり待機電力を約66%削減可能 非接触型センサー配置 乗降時の安全性が向上
 三菱ホームエレベーター(岐阜県美濃市)は、省スペース型ホームエレベーター新「スイ〜とホーム」ジュニアを販売した。
 同製品の特長は、エレベーター使用の約3分後に自動的に省エネモードへ切り替わり、待機電力を従来比約66%削減する点である。また、従来比約54%の消費電力とCO2排出量の削減を達成し、1日20回利用しても電気代は月額350円と業界トップクラスの省エネ設計である。また、乗降口の床面上10㎜から1280㎜の高さに54本の非接触型センサーを配置し、乗降時の安全性を向上させており、子供から高齢者まで安心して乗り降りが可能となっている。
 従来品に比べて乗降路間口寸法を30㎜縮小し、わずか約0・4坪のスペースで設置可能。畳一枚サイズなので、間取りに合わせて自由に配置できる。その他、乗場ドアと乗場ユニット枠、敷居の隙間に特殊な気密材を取付けた新構造で、優れた遮煙性能を発揮する。
 同社は今後も「省エネ性重視による環境低負荷製品の開発」と「豊富な安全機能の充実による利用者の安全・安心の向上」をキーワードに、ホームエレベーターのさらなる普及を目指すとしている。

東リ ワックスを施し汚れが付きにくい 洗練されたストライプ柄のタイル
 東リ(兵庫県伊丹市)は、洗練されたモダンストライプのビニル床タイル「リフライプ」を発売している。
 同製品はビニル樹脂、可塑剤、安定剤からなるバインダー含有率が30%未満のビニル床タイルであるコンポジションタイルで、その柄は従来品では表現しにくかった洗練されたストライプ柄のタイルである。シックなモノトーンとナチュラルを併せ持ったカラーバリエーション、及び自然素材では見られない柄と質感により、モダンな空間や上品で落ち着きのある空間を創出できる。
 また、流し貼りでスタイリッシュに、市松張りにてダイナミックに、と張り方の組み合わせで変化をつけることも可能。金属や木目など異なるテイストの素材とも調和することができる。
 グリーン購入法適合商品である同製品は、素材に再生樹脂を用いており、製造工程において表面にワックスを施しているため、施工時や施工直後の汚れが付きにくく取れやすい初期メンテナンス対応。物販店の売り場やテナント店舗、飲食店などでの使用に適したものとなっている。規格は厚み3㎜、寸法450㎜×450㎜。色は9色取り揃えており、価格は1㎡あたり3700円。

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