不動産トピックス

クローズアップ

2006.06.13 15:26

山崎産業 極太ナイロン仕様の靴拭きマットを販売 「喫煙所」等10種類サインマットも用意
 環境用品メーカーの山崎産業(東京都港区)が販売しているは、屋内用靴拭きマット「ニュータフ75」。
 この商品は従来品に比べ、繊維の密度が高く、また極太のナイロンを用いているため、粒の大きな泥や砂まで掻き落とすことができる。加えて、へたりにくく耐久性に優れているので、オフィスビルや郊外型のショップ、リゾート施設など多くの人が訪れる場所に向いている。
 こうした点以外でも、独自の細かい工夫が凝らされており、例えば、掻き落とした泥砂がパイルの内部に隠れるようになる設計や斬新な染色などが特徴的。
 染色技術を活かした姉妹品として商品化されているのが、「サインマット」。「スリップ注意」「消火器」「喫煙所」「お手洗」「携帯電話の使用禁止」など一見してその表現内容が理解できる表示になっている。
 この商品は、エントランスマットとは異なり、サイズも小さく、簡単に巻き取ることができ、持ち運びがラクな上、家庭用洗濯機でも洗浄することができる。重要性の高いサイン10種類が揃えられており、スポーツ施設や商業施設にとどまらず、昨今、注目度の高い、オフィスビルの喫煙ルームやリフレッシュルームにも最適である。
 「ニュータフ75」の価格は、600mm×1200mmサイズが2万1000円、900mm×1800mmサイズが2万9400円。「サインマット」は600mm×600mmサイズで3150円。

建築改装協会 乾久美子建築設計事務所が最優秀賞に 外装コンテストの入賞者を発表
 建築改装協会(東京都中央区)は先月27日、第一ホテル東京シーフォートにて、第25回定時総会および外壁改装作品コンテストの入賞者表彰式を含めた懇親会を開催した。
 総会では、今期の事業計画の大網が議決され、ベターリビングとの連携を強め、改装分野のBL化を推進していくことや専門工事業者との直接契約を推進していくことなどが重点項目として挙げられた。
懇親会には、約70人の会員会社、来賓、マスコミ関係者が集まり、情報交換などが行われた。
 会の冒頭、賀東隆会長は、「協会としての知名度を高めていきつつ、会員各社それぞれがこうした協会の活動を活かした営業を展開していただきたい」と呼び掛け、正会員11社、専門会員9社、準会員349社、賛助会員16社の結束を促した。
 来賓として、ベターリビング審議役の山田滋氏や日本サッシ協会専務理事の柏木達哉氏、東京大学教授工学博士の坂本功氏等が参席した。
 コンテストでは、現在、外資系ブランドのクリスチャンディオールが入居している銀座五丁目中央ビルの全面改修を手がけた乾久美子建築設計事務所が最優秀賞を受賞。昨年4月〜10月までの工期で、10mmのアルミ板を施し、斬新なデザインの外装に生まれ変わらせた点が評価された。
 銀座エリアにとどまらず、都市部で老朽化ビルが増える中、協会会員の受注増を促した。

フリーアクセスフロア工業会 15周年を迎えた工業会 今月2日懇親会を開催 品質認定制度の発足や免震性の向上など課題
 正会員21社、賛助会員1社からなるフリーアクセスフロア工業会(東京都江東区)は今月2日、ホテルグランドパレスにて、講演会および懇親会を開催した。
 会の始め、日立機材相談役の田村浩会長は工業会の今後の課題について次のように話した。
 「昨今、全国各地で大型地震が発生していますが、こうした地震によって生じるOA環境のショートを原因とする損害は図りしれません。したがってフリーアクセスフロア自体の耐震性、免震性の向上は最優先事項といえます。また、品質維持・向上に向けた認定制度の発足も具体的になりつつあります」と語った。
 現在、工業会の加盟会社が生産するフリーアクセスのシェアは全体の約9割を占める。しかし、加盟していないメーカーの中にも堅調な業績を残している会社もある。こうした会社と差別化を図ることや品質の維持・向上を目指し、数年前から工業会独自の認定制度の発足の準備が進められていた。具体的には、学識者やメーカー、ユーザー等で構成した認定委員会を発足させ、各種試験の運営、認定業務をおこなっていくというもの。今年で工業会発足15周年を迎え、いよいよ本格化しそうな様相である。
 また、来賓の経済産業省製造産業局住宅産業窯業建材課の吉田康夫氏は、昨今の建物改修のニーズについての話を交えながら祝辞を述べた。会員企業やマスコミ等約70人の関係者が集まり、親睦が図られた。

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