不動産トピックス

クローズアップ

2005.01.03 15:08

川崎外装管理 ビル外装管理を本格的に開始 定期ガラス清掃と改修工事を一元化
 無足場工法による外壁メンテナンスを手がける川崎外装管理(東京都練馬区)は、マンション施工の実績で構築したノウハウを活かし、都心部のオフィス・商業ビルに対し、精力的な営業展開をしている。
 具体的なメリットについて、代表取締役の川崎浩史氏は「ゴンドラやブランコを利用した施工なので、外部足場仮設工事やそれに付帯する安全対策費等の間接的な工事費が無くなり、全体的な施工料金を軽減できます」と話す。
 外壁工事は補修、塗装、シーリング、クリーニング等多種目あり、それらの工事内容のメンテナンス時期はそれぞれ異なるが、この工法を用いることにより、現状で悪い箇所だけ、ピンポイントで瞬時に施工することもできるため確かに経済的な工法といえる。
また、同社の名前にもあるように、受注内容は基本的に外装全般の管理を請け負うという形態を取っており、定期ガラス清掃から補修、大規模改修まで、同じスタッフが施工している。通常別発注で行われる二つの作業を一元化しているため、この点でもコスト削減がなされることになる。
 その他、一階店舗の営業を妨げないという点や足場を使ったビル内窃盗の予防につながることなどメリットが多い。
 問題の施工状況について、足場工法と変わらない出来で、作業内容的に懸念される規模・高さによる制約も一切ないそうだ。

グラントコーポレーション ライブドアの堀江貴文氏も熱弁 勝ち組企業を目指した移転計画をプレゼン  オフィスビル仲介や事務所移転計画のコンサルティングを行う、グラントコーポレーション(東京都港区)は、昨年12月1日(水)、青山ダイヤモンドホールにて二部構成の講演を行った。
 第一部では、同社代表取締役の広瀬正一氏により、「勝ち組企業のオフィス移転計画」と題した講演が行われた。平成10年に東京都世田谷区の明大前にて、従業員2名からスタートした同社は、現在、従業員数85名、資本金も1000万円から4000万円に増資している。このような急成長を遂げた同社の移転事例などを挙げつつ、知的生産性を向上させるための場所選びについて説明された。
 また、第二部では、コンピューターネットワークに関するコンサルティングや管理などを手がけ、平成14年11月には日本最大の無料プロバイダーを運営するライブドアの営業権を取得し、その後も成長を続けるライブドアの代表取締役社長、堀江貴文氏の講演が行われた。
 「簡単!儲かる会社の作り方」と題されたこの講演では、堀江氏の実体験に基づく説明がなされ、質疑応答の場面では、主に従業員の管理面に質問が集まり、丁寧かつ熱心に説明する場面が続いた。
 1時間半の講演中、会場は終始熱気に包まれた。

蔵王産業 搭乗式動力清掃機登場 184kgの軽量設計  蔵王産業(東京都江東区)とイタリアのFIMAP社は共同で、世界初のカーペット専用、搭乗式動力清掃機「カーペットスイーパー760RB」を開発し、それぞれ販売を開始している。
 最近はオフィスのみならず、商業施設でもカーペット施工面積は、年々増えており、日常メンテナンスにおいて広範囲のカーペット清掃の頻度は増えている。しかし、従来のバキュームで行う清掃では、時間当たり330㎡程度の面積しか清掃することができず、非常に効率が悪かった。
 そこで、手押し式スイーパーが登場し、時間当たり最大2500㎡という非常に効率的な清掃が可能になったが、これだけの面積を清掃するには2時間で9キロもマシンを押さねばならず、高齢者が多いビルメン会社では使用しにくかった。カーペットキーパーが搭乗式となったのもこうした問題点を解決するためで、これによって時間当たり3000の日常清掃が可能になった。
 室内で使用するため小型で軽量コンパクトな184kgの超軽量設計。小型エレベーターにも簡単に搭載できるためフロアー間の移動が簡単で、メンテナンスも工具不要の手間いらず。オートマチックモードはアクセルだけで操作できるので日常的に清掃員が使いこなすことができる。

PAGE TOPへ