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ビル経営管理士試験12月に実施 会場のPC用いる「CBT方式」で
2025.09.15 10:32
日本ビルヂング協会連合会の附属機関である日本ビルヂング経営センター(東京都千代田区)は、ビルの経営管理に関する人材育成、知識の普及を図る機関として多岐にわたる活動を行っている。その中でも大きなウエイトを占めているのが、国土交通大臣登録「ビル経営管理士登録証明事業」として実施される「ビル経営管理士試験」である。
試験合格者は実務経験を満たしたときに、申請することによって「ビル経営管理士」の称号が得られる。ビル経営管理士は、不動産特定共同事業法の業務管理者、総合不動産投資顧問業登録、宅地建物取引業法の取引一任代理等の認可、金融商品取引法の不動産関連特定投資運用業登録の要件を満たす。
今年度の試験は、2025年12月6日から13日の任意の1日に、PCが設置された試験会場で受験する「CBT方式」で実施される。
受験申込受付期間は10月1日から同月31日となっており、同センターホームページ 「試験申込はこちら」からのウェブ申込となっている。
試験科目は、賃貸オフィスビルに関する「(1)企画・立案」・「(2)賃貸営業」・「(3)管理・運営」・「(4)総合問題」の4科目((1)~(3)科目各45分、(4)は60分)。なお、同センターの通信教育講座「ビル経営管理講座」修了者は試験科目「(4)総合問題」が免除される。
出題形式は試験科目の(1)~(3)については正誤選択式、用語選択式、択一式等、(4)は記述式。受験手数料は3万3000円(税込)。
受験申込および詳細は同センターホームページまで。