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キヤノンマーケティングジャパン 「メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2025」に出展

2025.09.01 10:50

 映像解析とAIを活用し現場のDXを推進するサービスを提供するキヤノンマーケティングジャパン(東京都港区)は7月23~25日、東京ビッグサイトで開催された「メンテナンス・レジリエンス TOKYO 2025」に出展した。
 製造業や土木・建設業の現場状況を遠隔で確認できる映像ソリューションとして、高画質クラウドカメラを展示。カメラ映像を活用しアナログメーターや数字、文字を認識する画像処理ソフトウェア「Vision Edition 2」や、橋梁などのインフラ構造物を撮影した画像をアップロードし、AIがひび割れなどを自動で検知する映像解析ソリューション「インスペクション EYE for インフラ」も展示。
 またAIアシスタントと会話することにより、前述のカメラで撮影したデータなどをリアルタイムに確認して現場状況を把握することのできるMODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州)のAIアシスト「BizStack」、「BizStack Assistant」との連携デモを展示した。
 ITが苦手な人や初めて現場に来た人なども、AIアシストに自然な会話で話しかけることで操作ができる。センサーの値や映像などを時系列で参照可能。遠隔地からでも現場の状況を把握することができ、人による現場確認や巡回が不要となる。
 今回の出展では、2040年には生産労働人口が今の8割になるという「8掛け社会」の到来を見据え、人手不足をAIと映像解析技術により解決する各種ソリューションを紹介した。




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