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弦本ビル コワーキングデー2025を「MIDORI.so」で 懇親会に100人超、運営者同士でネットワーキング
2025.08.25 11:46
弦本ビル(東京都千代田区)は9日、永田町にある「MIDORI.so Nagatacho(旧Nagatacho GRiD)」で「コワーキングデイ コミュマネ交流会2025~場所とコミュニティが描く未来~」を開催した。
8月9日は「世界コワーキングデー」とされる。2005年のこの日にサンフランシスコで世界初のコワーキングスペースが立ち上げられた。このことを記念して、毎年この日は各国のコワーキングスペースでイベントが開催されている。弦本ビルも昨年からイベント「コワーキングデー」をはじめた。
当日は午前11時から開場。コミュニティへの結びつきを高める「エンゲージメントスペース」の体験やコワーキングキッチン、コワーキングショップ、コワーキングバーなどを開催。コワーキングショップのコンテンツのなかには「コワーキングMAP」を展示。参加者たちは都内や全国のお気に入りのコワーキングスペースを付箋に書いて紹介していた。またコワーキングゼミを開催し、コワーキングスペースの運営者たちが自分の経験や知見を共有した。
午後7時からはコミュマネ交流会をスタート。コワーキングスペースの運営者をはじめ、スペース運営に興味のある人やデベロッパー関係者なども参加。100人超の参加者が酒食をともにしながら活発な交流や情報交換が行われた。また弦本ビルの弦本卓也社長がプレゼンを実施。今回のイベントでのコンテンツや、弦本ビルの最新の取り組みについて参加者と共有するとともに、「新・弦本ビルPJ」についても紹介した。
2回目となった交流会イベント。弦本社長は「参加者の満足度も非常に高く、『自身で場所やコミュニティを持っている、軸のある人が多く刺激的だった』、『次につながるコラボレーションの話が多数生まれた』など、多数の喜ばしい報告があった」とコメント。「共に働くことが一般的になった今、この場がさらなるイノベーションや共創が生まれるきっかけになると嬉しいし、今回の参加者を含めてそういった活動にかかわる人たちが増えてきていることを実感している」と振り返った。
イベントの目的は、コミュニティマネージャーや運営者の「ヨコのつながり」をつくっていくこと。イベントの参加者にはアンケートをとっており、来年のイベント開催に向けての参考にしていく。