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東急コミュニティー 神戸・三宮の再開発ビルの管理者に決定 管理運営やエリアマネジメントなど担う

2025.04.21 11:07
東急コミュニティー(東京都世田谷区)は、「神戸三宮雲井通5丁目地区第一種市街地再開発事業」により整備される施設建築物全体の管理運営業務と店舗共有床運営業務を一体として担う管理者予定者に選定されたと発表した。
開発地は神戸市中央区雲井通。2015年に神戸市が策定した「三宮周辺地区の『再整備基本構想』」などに基づく再開発で、敷地面積約8230㎡、延床面積約9万9130㎡、鉄骨造鉄骨鉄筋コンクリート造地上32階地下3階のビルを建設。竣工は2027年度を予定している。
低層部はバスターミナルやホール、図書館、商業施設、屋上庭園などとし、回遊性を高める歩行者デッキも設置される。高層部は海と山が一望できるラグジュアリーホテルとハイグレードオフィスとなり、神戸の街に新たな魅力・活力を生み出す、神戸の新たなランドマークとなるという。
東急コミュニティーは、管理運営、エリアマネジメント、店舗共有床マスターリースの3業務を担う。トータルマネジメントを行うことで各業務との調和を図り、神戸市民が誇れ、訪れる方々が「また来たい」と思える神戸の玄関口にふさわしい施設づくりに貢献するとしている。