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CRE 京田辺市に24.8万㎡の物流施設

2022.08.01 11:33

 シーアールイー(東京都港区)は京都府京田辺市で、大型物流施設「ロジスクエア京田辺」の開発プロジェクトに着手した。着工は2023年4月を予定している。
 京都府南部の京田辺エリアは人口集積地である大阪北摂エリアや京都中心部へのアクセスにも優れ、物流拠点立地として優位性を備える。開発予定地は、京田辺市大住土地区画整理組合が進める「京田辺市大住土地区画整理事業」で整備された土地を利用。敷地面積6万5997㎡、延床面積16万530㎡、地上4階のA棟と、敷地面積3万8624㎡、延床面積8万7534㎡、地上4階のB棟からなる物流倉庫を建設する。
 A棟は各階に両面バース、B棟は1~3階にトラックバースを整備。パート・アルバイト等の労働力確保の観点から、竣工後、バス運行事業者との連携により近隣鉄道駅からの送迎バスの運行を計画。また、従業員の通勤用として、敷地全体で乗用車駐車場を700台以上、バイク駐車場を140台以上計画しており、カフェテリアなどのアメニティ施設の充実と合わせて、入居企業の雇用確保に寄与していく。
 開発予定地は多くの工場・倉庫が立地する大住工業団地に隣接し、都市計画道路松井大住線(府道22号線)を経由して第二京阪道路と新名神高速道路の「八幡京田辺」JCTまで約3・5km、「八幡東」ICまで約3・5km、京奈和自動車道「田辺北」ICまで約1kmと高速道路へのアクセスにも優れ、広域道路の結節点として交通ネットワークの利便性に恵まれている。また、2027年度の新名神高速道路全線開通によって神戸から名古屋までがつながり、開発予定地の更なる利便性向上が期待される。

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