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中川政七商店初の複合施設「鹿猿狐ビルヂング」4月オープン

2021.02.22 11:12

 雑貨販売などを行う中川政七商店(奈良県奈良市)が4月14日、初の複合商業施設「鹿猿狐(しかさるきつね)ビルヂング」を奈良市元林院町に開業する。
 同ビルは敷地面積419㎡、延床面積795㎡、3階建ての複合施設。設計は建築家・内藤廣氏が担当した。 ビルが建つのは伝統的な家屋が残る「ならまちエリア」。開放的なガラス窓と周囲の街並みを活かした瓦屋根で、建物の中央には中庭とそこにつながる路地を造成。古きよき趣が残る「ならまち」の風景に溶け込んだ新たな空間が生まれる。
 開業に合わせ、近隣に立つ中川政七商店の店舗「遊 中川本店」、「茶論 奈良町店」もリニューアル。同じく築100余年の町家の貯蔵庫を改装したギャラリー「時蔵」や「布蔵」とともに、中川政七商店の歴史を辿ることができる。
 1~2階には旗艦店「中川政七商店 奈良本店」が創業の地にオープン。「遊 中川本店」は同旗艦店の一部としてリニューアルされる。1階には関西初出店となるスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」、ミシュラン一つ星掲載店による初のすき焼き店「㐂つね」も出店。
 3階には、同社による初のコワーキングスペース「JIRIN」が開業する。奈良に魅力的なスモールビジネスを生み出す同社の取り組み「N.PARK PROJECT」の拠点として、共に働き、共に学ぶ場が誕生する。興福寺の五重塔を臨む空間にはライブラリも用意。中川政七商店が企画する経営講座やトークイベントなど、奈良での創造的な活動を支援するプログラムも開催予定となっている。
 貯蔵庫を改装した「布蔵」では、手績み手織り麻の絵はがきを制作するワークショップや、麻生地づくりの道具に触れられるツアーなど、奈良の工芸や歴史、文化に触れる体験型コンテンツが用意される。


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