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「都市における緑の在り方」研究拠点「TOKYO MIDORI LABO」始動

2020.10.12 14:42

日本橋浜町で緑と都市を考える
 安田不動産(東京都千代田区)が、「都市における緑」の研究拠点をオープンさせた。
 東京都中央区日本橋浜町にオープンした「TOKYO MIDORI LABO.(トーキョーミドリラボ)」は、都市における「みどり」を新たに定義し、緑ある都市や建物の企画・開発・デザインを行う。両社では「GREEN SOLUTION LABO.」と位置づけ、活動の発信も行う。
 安田不動産とDAISHIZEN(東京都港区)が共同で開設した同ラボは鉄骨造地上4階建て、延床面積527m2で、フロアの一部はテナントに賃貸される。館内には農の可能性を研究するラボ型キッチン、緑を通じてつながるシェアスペース、農作物の栽培を体感できるシェアファームを屋上に備え、入居テナントが緩やかにつながり活動していく環境を整えた。
 外構やビルのエントランスホールには様々な果樹を地植。各フロアのキャットウォークからも日々変化する植物や野菜が表に顔を出し、街のシンボルとなる工夫がされている。街づくり、緑、農業といった異なる要素が交じり合うこの場所が、新しい可能性や産業を生み出す拠点となることを目指す考えだ。
 10月からは安田不動産が正会員となっているまちづくり組織「日本橋浜町エリアマネジメント」が主体となって行われる「HAMACHO MIDORI PROJECT」の拠点としても活用される。同プロジェクトは緑を軸としたコミュニティの形成を目指したさまざまな活動からなり、その第一弾として街中にプランターを設置している。中長期的には、より広域な範囲での環境形成を目指し、浜町の魅力を更に高めるための活動を行っていくという。


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