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ベブルコーポレーション 新型コロナ感染予防対策に効果 自動体温検知センサーを販売開始

2020.08.03 15:28

 ペブルコーポレーション(東京都江東区)は、感染予防対策のひとつとして行われる検温チェックについて、「他人と接することなく、短時間で正確に行う」ことを目指したサーモセンサー「サーモゲート 零―ZERO―」を開発。7月1日より先行予約を開始し3000台を超える予約を受けていたが、7月27日より一般予約販売を開始した。同社では1万台の追加生産を行いニーズに応える。
 「サーモゲート 零―ZERO―」は、オムロン製の非接触温度センサーを搭載。設定温度の37・5度以上を検知すると端末のLEDが点灯し、アラーム音で通知する。本体付属の磁石もしくは両面テープを用いて、ドアに貼り付けるだけの簡単設置で工事不要。高額なアタッチメントや専用台も必要としないため、1台2万9800円(税別)の低価格を実現している。そのため、オフィスにおいては受付や執務室のドアだけでなく、会議室や応接室のドアなど複数台を設置することが可能。従業員やゲストの検温がこまめにでき、職場の安全性を高めることが可能となる。
 先行予約の際、病院や介護施設からも多くの問い合わせが寄せられた。また、保育園や学童施設、各種学校をはじめ、飲食店や工事現場におけるニーズも高かった。オフィスはもちろん、こうした人の出入りが多く、より強力なリスク管理が求められている施設のニーズに応えるべく、同社はさらに生産体制を強化する構えだ。

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