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「東横のれん街」が「渋谷ヒカリエ」に移転

2020.01.20 14:22

東急百貨店、渋谷エリアの食品売り場を再編・強化へ
 東急百貨店(東京都渋谷区)は4月16日、「渋谷ヒカリエ ShinQs」地下2~地下3階のフードフロアを、「東横のれん街」としてリニューアルオープンさせる。
 「東横のれん街」は、「東急東横店」にオープンした日本で初めての食品名店街だ。「東急東横店」の建て替えにともない、現在は「渋谷マークシティ」地下1階の食品売り場に「東横のれん街」の看板が掛かっている。今般、新たな「東横のれん街」が「渋谷ヒカリエ ShinQs」にオープンするのに合わせ、現「東横のれん街」は隣接する「東横店 東急フードショー」とともに「渋谷 東急フードショー」に名称を変更して、7月に拡大リニューアルオープンする予定。
 東急百貨店は一連の渋谷再開発の進捗に合わせ、昨年11月には「渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン」に「東急フードショーエッジ」を出店している。
 今回の取り組みは、渋谷再開発に伴う商環境変化を念頭に、「渋谷」駅を中心とした各エリア内における「食品マーケット」の魅力向上と、利用顧客の利便性向上に向け取り組んでいる「食事業」強化の一環。「東横のれん街」が長年培ってきた「伝統・格式・信頼」と、「渋谷ヒカリエ ShinQs」フードフロアが新たな渋谷の食品マーケットとして生み出してきた個性である「高感度・話題性」というそれぞれの強みを掛け合わせ、今のマーケットに適した付加価値を加えることで新たなフードフロアを実現するという。
 東急百貨店は今後も、渋谷再開発の動きを踏まえながら、今年20周年を迎える「東急フードショー」の拡大を皮切りに次なるステージへと進化させる計画など、渋谷エリア全体における「食事業」の強化を推進するという。
 同社は引き続き、「Change&Challenge」をキーワードに、渋谷をはじめ、東急線沿線や各エリアの店舗・事業において、「融合型リテーラーの実現」に向け、全社を挙げさまざまな施策に取り組むとしている。

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