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三井不動産 マンハッタンで開発中の「50ハドソンヤード」フェイスブックが賃貸借契約締結

2019.11.25 11:19

10万㎡の東海岸最大拠点に
 三井不動産(東京都中央区)は、現在参画中のニューヨーク・マンハッタンの再開発ビル建築計画「50ハドソンヤード」において、フェイスブック(米国)と賃貸借契約を締結したと発表した。
 世界最大規模のソーシャルネットワークサービスを展開するフェイスブックの、米国東海岸における最大拠点が同ビルに入居することになる。フェイスブックとの契約面積は10万㎡超。既に契約済みの世界最大の資産運用会社であるブラックロックの賃貸借面積と合計すると、同ビル全体面積の約75%が契約締結済みとなった。
 ニューヨーク・マンハッタンにおける過去最大の複合開発である「ハドソンヤード」再開発。エリアは近年著しい変化を遂げているマンハッタンのミッドタウンウェストに位置し、合計約11haもの開発敷地をもつ大規模再開発だ。
 プロジェクトはオフィスビル、商業施設、高層分譲および賃貸住宅、高級ホテル、文化施設、学校などが整備される予定のミクストユース型の再開発で、既にコーチ本社やロレアルアメリカ、SAP、KKR、ボストンコンサルティング、タイムワーナー本社などが進出。マンハッタン初出店となる高級百貨店「ニーマンマーカス」も開業済みだ。
 三井不動産は、米国子会社の三井不動産アメリカを通じて、「ハドソンヤード」再開発におけるオフィスビル開発事業「50ハドソンヤード」に参画。「50ハドソンヤード」は、オフィスを主要用途とした地上58階地下3階建て、延床面積約26万4000㎡の建物で、マンハッタンにおいても単体オフィスビルとして最大級の規模となる。総事業費は4000億円超(1ドル108円換算)で、同社の事業シェアは、9割を占める。
 地下鉄7番線「34丁目ハドソンヤード」駅に直結する利便性、大企業の本社利用を想定した複数の専用ロビーエリアや、広く使いやすいフロア構成などで差別化。国際的な建築物の環境性能評価制度「LEED」のGOLD認証も取得予定だ。また、マンハッタンでは希少な車寄せと一定台数の駐車場を備える強みを持ち、最新鋭のオフィスビルとして、2022年の竣工を予定している。


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