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オフィスナビとリーウェイズが提携 オフィスデータAI解析システム「オフィス版Gate.」を共同開発

2019.10.28 14:02

 オフィスナビ(東京都千代田区)は、リーウェイズ(東京都渋谷区)とオフィスマーケットに関するAIデータ解析システム「オフィス版Gate.」を共同開発し、運営等の事業を共同で行うことを目的とした業務提携契約を締結した。「オフィス版Gate.」は、2020年1月1日より正式にサービス提供を開始する。
 「オフィス版Gate.」はリーウェイズが開発。金融機関や不動産デベロッパーに導入されている不動産AIシステム「Gate.」をベースに、オフィスナビが保有する30万件以上の膨大なオフィス物件データを組み込んだ。鉄道駅や住所周辺の賃料水準がタイムリーに表示されるだけでなく、周辺事業者の業種構成や就業者人口など、オフィスマーケットの需給をより詳しく簡単に可視化できる不動産AIツールとして提供する。
 賃貸オフィス市場の市況動向調査には、複数の大手オフィス仲介業者が月次で提供するマーケットレポート等を比較しながら利用するのが通例で、全てのオフィス事業者が共通で活用できる客観的なデータが乏しい状況にある。「オフィス版Gate.」では、マーケットレポートの調査によるカバーが難しい主要駅以外の物件や中小規模の物件も含めた動向について、調査したい時点において地図やグラフの視覚情報に落とし込んだ状態で理解することがワンクリックで可能となる。
 賃貸オフィス検索サイト黎明期から蓄積した膨大なデータベースを保有するオフィスナビは、リーウェイズとの提携によりオフィスマーケットに関するデータの利便性を向上させ、オフィス市場全体の発展に貢献したい考えだ。

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