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akippa 東京都道路整備保全公社と提携 5駐車場が予約可能に 需要のミスマッチ・路駐解消に期待

2019.10.07 14:47

 駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippa(東京都千代田区)は、東京都道路整備保全公社(東京都新宿区)が指定管理者として管理する、東京都駐車場5場の駐車場シェアリングサービスに採択され、予約貸出を開始すると発表した。
 「akippa」は、契約されておらず空いている月極駐車場や個人宅の車庫・空き地・商業施設・オフィスビルなどの空いているスペースに、15分単位でネット予約して駐車できるサービス。誰でも簡単に駐車場をシェアできるのが特徴だ。9月末時点で予約駐車場サービス・駐車場シェアサービスで業界1位となる駐車場拠点数累計3万拠点を確保しており、会員数は150万人を突破している。
 東京都道路整備保全公社の調査によると、東京都23区内における瞬間路上違法駐車台数は、2016年10月時点で約4万6000台あり、既存駐車場の有効活用に対する取り組みが各所で進められている。さまざまな取り組みにより23区内の駐車場数は2013年に比べ増加しているものの、一方で需要も増加しており、例えば「日本橋」駅近隣では、平日ピーク時の駐車場需要が2013年に約1500台だったのに対し、2016年には3000台超と2倍に増加している。こうした社会的背景もあり、同公社は東京都駐車場において路上駐車の削減、空車室の有効活用として駐車場シェアリングサービスの導入を検討していた。
 今回akippaは、同公社が指定管理者として管理する東京都駐車場5場駐車場のシェアリングサービスのコンペティションに応募し採択された。10月1日にリニューアルオープンする「東京都新京橋駐車場」でサービスを開始する。新京橋駐車場を皮切りに、対象駐車場である「東京都八重洲駐車場」「東京都日本橋駐車場」「東京都宝町駐車場」「東京都東銀座駐車場」でも順次サービスを開始し、akippa会員は他の駐車場同様に予約して利用することが可能となる。開催まで1年をきった東京オリンピック2020大会を見据え、駐車場ニーズは今後さらに高まるだろう。今回の提携によりakippaが提供する駐車場の数が増え、ユーザーの利便性向上につながる。


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