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蒼樹 「Theater Zzz」オープン

2019.08.26 14:53

映画・お茶・旅をコンテンツに話題
 「体験」がコンテンツとして注目を集めるなかで、「映画」、「お茶」、「旅」をコンセプトにしたホテルがオープンした。それに合わせて、21日、現地でメディア向けの内覧会が開催された。
 都営大江戸線「両国」駅から徒歩4分ほどの場所に立地する物件の1階にオープンした「Theater Zzz」。蒼樹(東京都渋谷区)が元印刷工場だった空室物件をオーナーから賃借して、オープンに向けて準備をしてきた。
 ホテルのコンセプトは「泊まれるシアター」。映画と宿泊が一体となった施設で、昼間は広々とした映画を楽しんだり、カフェスペースで仕事を行うこともできる。夜間になるとオープンステージにテントを張って「シアター」に泊まれる。
 エントランスを入ったところには茶屋「CHASURU」が構えている。ティ―エッセイスト・日本茶アーティストの茂木雅世氏が運営する。お茶に花やフルーツ、薬膳を自分の体調や気分に合わせてブレンドすることができるシステムとなっていて、味だけでなく、香りや色の変化などお茶を深く知ることで自由に楽しむことができる創造型茶屋となっている。
 この特徴的なホテルを構想したきっかけはなんだったのか。代表取締役の包 怡萱氏はきっかけについて「茶、映画、旅を1つの空間のなかに取り込むことで、国内外の宿泊者に『ほっと』した時間を提供できると考えました」と話す。
 実際に話題性も高い。「Twitterなどでは既に8万の『いいね』と3万のリツイートがあります。それと比例するように、宿泊予約に関しても年末までの週末はほとんど埋まっています」というほどだ。
 「泊まる人、利用する人によって使い方は無限大にあると思います。『Theater Zzz』では昼間の時間帯に仕事をすることも可能です」
 包氏による説明を終えた後、包氏、茂木氏、シアターの企画協力を行った、ハッチ(東京都目黒区)シアターイベント事業部「Do it Theater」代表の伊藤大地氏、動画メディア「JapanMade」編集長の河野涼氏を交えてパネルディスカッションを開催。「Theater Zzzの楽しみ方」について聞かれると、それぞれがユニークな使い方を提唱。そのなかで伊藤氏は「ファンミーティングやスポーツ観戦など趣味を共有できる人とのパーティなどでも使ってみたい」と話した。
 話題を呼ぶ「Theater Zzz」。その使い方はこれからも宿泊者や利用者のニーズに沿いながら変化していくことになりそうだ。


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